2025年2月の山田くんの養蜂日記


Bee Life,Be Happy!! 

工場の作業に追われている間に2月になってしまいました。作業状況、蜜蜂の状態をなるべくリアルタイムで伝えるのが日記の趣旨なのですが、忙しくなると失念してしまいます。何とかしないといけない。これが今年の1つの課題です。

1月の更新は出来ませんでしたが、巣箱、継箱、捕殺器作りは完了。後はフレーム作りのみ。蜜蜂は定期的な見回りを行い状態は常に見ています。今年の越冬率は98%になりそうです。種蜂、越冬群、新王群ともに受付け中です。よろしくお願いします。

山田くんの蜜蜂の詳細はこちら

西洋ミツバチ 針金張り 25年2月7日


【主な作業:見回り、針金張り】

気温が上がるまでは工場で作業。強い味方がやって来た。大雪で学校が休みになった息子がハトメを入れてくれた。




私がそれに針金を張っていく。1つの工程が短縮できるだけてとても楽になる。大きくなり助けてくれる息子の成長がなによりも嬉しい。

気温が上がって来たので見回りに行った。林道にわだちがあったので行けるかと思ったが、途中から進まない。わだちの先をよく見るとスタックした車があった。



また明日は雪が降るようだ。早く蜂場に行きたい。

西洋蜜蜂 ドローンフレーム作成 25年2月6日

【主な作業:】

この2日間でかなりの量の雪が降った。



巣門が塞がっていないか心配だが、この雪では自宅横の蜂場以外は見に行けない。除雪が進み気温が上がればいけるかも。それまで工場で仕事。

今日は雄用のフレームの作成。雄用のフレームは巣礎を貼らないので針金を張らなくてよいので楽。



昼前に気温が上がって来たので、蜂場に向けて出発。除雪が進んだが、農道、林道は除雪されないので、たどり着けなかった。明日晴れて雪解けが進まないかなぁ。早く蜂に会いたい。

西洋蜜蜂 最強&最長寒波到来 25年2月5日

【主な作業:フレームの作成】

今日から週末まで最強、最長寒波が到来する予報が出ていた。かなり心配していたが、降雪量はそこまでではなかった。一安心。


雪の白さに赤が映える。

外での作業は諦めてハーフフレーム作り。昔からの言い方だと半じょうだけの巣枠となるが、『じょう』と言われてもピンと来ないなので、勝手に分かりやすくハーフフレームと呼んでいる。

ハーフフレームは日本では一般的でなく、巣蜜を作る為の物を思われがちだが、海外では一般的で採蜜にも使える。ハーフフレームは軽くて取り扱いが楽。また流蜜が少ない地域では最適だと考えている。

近年趣味の養蜂で7枚箱の使用が増えて来ているが、7枚箱でもノーマルフレームだとかなり重くなる。体力に不安がある方などは是非ハーフフレームを試して欲しい。具体的な使い方や様子は今後日記で公開して行きます。

西洋ミツバチ 巣箱 温暖化対策 25年2月4日

【主な作業:蓋作り】

生き残る為には何が必要だろうか?最強で在れば生き残れるのか?それともかしこければ生き残れるのだろうか?あなたなら何と答える?

私なら適応と答える。状況はどんどん変わっていく。現在の地球は沸騰化と呼ばれるほど気温が上昇している。ミツバチは暑さに非常に弱い。どうすればミツバチを暑さから守れるだろうか?日々そんなことを考えている。

考えた中で生まれたのが、蓋に換気窓を設けること。といっても昔からある物で、私が自分の巣箱に適用していなかっただけ。

転飼対応の巣箱には換気窓があるが、常時開放するには位置が悪く、また広すぎるように感じている。




これで少しでも暑さを和らげられたらよいなぁ。※今年は7枚箱用を10個作りました。7枚箱のオプションとして変更できるようにしたいと考えています。

西洋蜜蜂 捕殺器 完成 25年2月2日

【主な作業:捕殺器作成】

やっと終わった。捕殺器作り。捕殺器は金網の加工が手間で作るのに時間がかかる。巣箱よりも大変(汗)



後は、ハーフ、ロングフレームの作成のみ。

西洋ミツバチ 電気柵 メンテナンス 25年2月1日

【主な作業:電気柵のメンテナンス、寒波対策】

数日前から蜂場のある地域で熊の目撃情報が報告されている。冬眠しない恐れがあると猟師さんから聞いていたので驚いてはいながい、被害がでないか心配ではある。

電気柵のメンテナンスから開始。先日の強風で飛ばされた屋根が電気柵のワイヤーを切ってしまったので、ワイヤーを張り直した。



ワイヤーを張り直した後は、貯蜜を確認しながら来週の寒波に備え屋根にブロックを設置した。1群貯蜜が軽くなり始めていたので蜜枠を入れた。




巣碑枠の外側で死んでしまっている蜜蜂。少しでも蜂球から離れると寒さで死んでしまう。生きている蜜蜂は目に付くが、役目を終えて旅立つ子は目に付きにくい。忘れずにいたい。


2月の飼育のポイント

キーワード『冬の建勢
2月になると女王蜂の産卵は徐々に活発になり、働き蜂の数が増え始めます。このように2月になると群のいのて直しが始まります。この時期の管理で夏までの蜂の状態が決まる非常に大切な季節です。2月の飼育のポイントを紹介します。


山田くんの養蜂講座 第38回 冬の建勢・・・詳細はこちら
山田くんの養蜂講座 第39回 貯蜜・・・詳細はこちら