山田くんの種蜂

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山田くんの巣箱

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2017年5月の山田くんの養蜂日記

西洋ミツバチ ブラシノキ 開花 2017年5月29日

作業内容:内検、割り出し、分蜂回収

昨日1回目のフソ検査が無事終わりました。フソ病検査済み証明書が発行されれば出荷開始です。お届けまで後少しです。今しばらくお待ち下さい。

今日も花壇の水やりと見回りから開始です。蜂場のブラシノキが満開になり、沢山の蜜蜂が訪れていました。


↑満開のブラシノキの様子。


↑ブラシノキの花のアップ。


↑花壇に植えたツベロサの様子。雨が降るまでは毎日水やりが必要です。金曜日が雨の予報なのでそれまでは毎日水を与えます。


↑今年も開花しなかったホワイトティーツリー。耐寒性が弱いのか10本植えて3本しか残りませんでした。寒さ対策を全くしなかったので今年は不織布を巻く予定です。


↑枯れたホワイトティーツリーを抜いてサマーインスノーなどを植えました。ティーツリーは乾燥に弱いそうなのでこまめに水を与えています。

分蜂していないかと蜂場を見回ると、トラップの中にオオスズメバチを発見!!


↑トラップにかかったオオスズメバチの様子。トラップで合計10匹程駆除できました。秋の被害が少しでも減ることを願います。

見回りの後は、内検です。割り出し群数は180を超えました。ただし、180群全て上手く行くわけではないので、どんどん割り出す必要があります。

これからは2~3階建てにして育成している群を割りますが、分蜂熱が思ったように生じてくれないので移虫が必要になりそうです。目標220群まで後少し出荷を優先しながら頑張ります。

西洋蜜蜂 メラレウカ到着 2017年5月24日

今日は天候が不安定だったので久しぶりに休みにして、前から見に行きたかった映画を見て帰ると頼んであったメラレウカと発芽しなかったツベロサの代替えの苗が届いていました。

ツベロサは運送中に横転したらしく、苗が飛び出してしまっていたので大慌てで花壇に植えました。メラレウカは状態が非常によく花芽が付いたので開花が楽しみです。


↑メラレウカとツベロサの様子。


↑メラレウカの花芽の様子。

明日はフソ病検査です。週明けには出荷開始です!!

西洋蜜蜂 新しい血統の導入 2017年5月23日

作業内容:内検、割り出し

エゴが満開で蜂場にエゴの香りが満ちています。


↑エゴの花の様子。蜜蜂の姿はあまり見かけません。木が若いから流蜜が細いのでしょうか?

ギョリュウバイも開花しましたが、蜜蜂の姿は見かけられません。



今日は親群の内検から開始し、カーニオランの割り出し、最後は割り出し群の内検の順で作業を行いました。

親群は3階建てになっているので内検に1群30~40分かかります。3階建ての巣箱内部の様子を紹介します。


↑1階の様子。ほぼ満タンです。


↑1階は貯蜜圏です。もう少し蜜が入れば採蜜ができます。


↑2階の様子。


↑2階は産卵圏です。


↑3階は貯蜜と産卵圏です。今回の群の女王蜂は黒姫の子供です。女王蜂の体格は普通ですが、非常に産卵能力が高いです。産卵を行うため巣房の直径と巣房内部の衛生状況などを確認しています。

親群の内検の後はカーニオラン系の割り出しです。

予定通り6箱割り出しましたが、王台の作られた場所が偏っていて、王台無しで割り出した群もあるので、後日切り取って移動させる必要があります。

全ての作業を終えた後は、昨晩届いた種蜂のメンテナンスです。今年は種蜂を購入する必要な無かったので研究のため購入しました。

自分の蜜蜂をより詳しく知るためには、他の養蜂家が育てた蜂を飼育することが重要です。また購入することで配達方法や巣箱など沢山のことが学べます。

よりよい蜜蜂を育てることも重要ですが、お客様が安心して蜂を購入して頂ける環境作り、サービス提供も非常に重要だと考えています。

今回の最大の学びは配達時間です。配達に2日程かかっているようで沢山の蜂が死んでいました。数が多く放置できなかったので緊急で届いた翌日に巣箱を交換しました。



↑死骸の様子。白いのは三角ゴマ。三角ゴマは不要なので取り除き、巣箱を交換し給餌を行いました。

先方に確認すると女王蜂が生きているなら問題ないとのこと。移動中にある程度は死にますが、これだけ死ぬと群勢に問題が生じます。

可能な限り配達時間は短く!!命をかけて教えてくれた今回の種蜂に感謝です。死んでしまった蜜蜂の分まで大切に育てます。

西洋蜜蜂 カーニオラン系 育成状況 2017年5月21日

作業内容:内検、交尾飛行の確認


作業を開始する前にハチミツ草の花壇作りを行いました。



↑少し過密気味ですが、スペースに限りがあるため我慢してもらいます。


今日はカーニオラン系の育成状況を確認しました。


22群中、交尾飛行に成功したのが15箱、未交尾が3箱、失敗が4箱でした。少し成功率が低いです。未交尾3匹の成功を心から願います。どうか無事帰って来てね!!


↓産卵を開始したカーニオラン系の女王蜂の様子。イタリアン系よりも平均して体格が大きいです。




↑いい写真が撮れず見えにくですが、お腹に茶色と黒の模様があるのが特徴です。お腹が真っ黒の個体もいます。

カーニオランの育成数が予定を下回ってしまったので移虫を行う必要がありますが、移虫に頼る前に親から割り出せないかどうかを確認しました。

親2箱を内検すると蓋の閉じた王台がありました。危なかったです。カーニオラン系は蓋を閉じると直ぐに分蜂します。

また蓋を閉じた王台がある場合は分蜂熱が非常に高く、王台を除去しても分蜂してしまいます。

割り出す時間が無かったので女王蜂を2枚群で抜き出しました。3枚充群で割ると分蜂する場合があるので蜜枠1枚、蓋蜂児1枚に女王蜂を入れました。2~3日が経過したら計6箱に割り出す計画です。これで販売用の新王群は確保できそうです。

カーニオラン系の育成は非常に大変です。集蜜力は凄いですが、分蜂性も凄いです。そのため親の飼育数は多くできないため、移虫は必須です。またF3になると見た目がイタリアンになるため販売はできません。カーニオラン系は今年で終わりにしてイタリアン一本に絞ろうかと悩んでいます。

西洋蜜蜂 新王の育成状況 2017年5月20日

作業内容:内検、交尾飛行の確認

ケンポナシに花芽が付きました。開花が楽しみです。


↑ケンポナシの花芽の様子。植えてから3年目です。

本日のもっとも重要な作業は交尾飛行の確認です。

蓋を開けようと屋根をどけると10cm程のムカデが蓋の上で死んでしました。こらからの時期は巣箱に触れる時は注意が必要です。


↑蓋の上で死んでいたムカデの様子。

ムカデをどけて蓋をノックすると『コツコツ・・・』。ノック音が響きません。こういう場合は中で巨大な自然巣が作られています。前回の内検から14日、前回巣礎枠を追加していたので大丈夫だろうと油断してしまいました。

ハイブツールを使い、恐る恐る蓋を開けると


↑巨大な自然巣ができていました。女王蜂がいるかもしれないのでゆっくり地面に置き、巣碑枠から順番に女王蜂を探し、女王蜂を見つけた後に自然巣を取り除きました。

せっかく作ってもらった巣を無駄にしてしまい、非常に落ち込みました。

交尾飛行の状況ですが、非常に成績がよかったです。王台が羽化していない(中で女王蜂が死亡していた)1箱と未交尾を1箱除き全て成功していました。


↑未交尾の女王蜂の様子。何処にいるか分かりますか?

答えはこちら(↓)

↑下の写真の交尾飛行に成功した女王蜂に比べお尻が短いです。また付き添いが居ません。ひたすら歩き回っています。


↑交尾飛行に成功した女王蜂の様子。未交尾に比べお尻が長く、付き添いが居ます。

交尾飛行に成功して帰って来て産卵を開始する女王蜂が増えて来ました。

後は、産卵の状況を確認してからフソ病検査を受け、ダニの寄生状況を確認した後出荷となります。月末には出荷を開始する予定です。もう少しだけお待ち下さい。

西洋ミツバチ エゴ 開花 2017年5月19日

作業内容:内検、割り出し、羽化の確認


↑エゴが開花しました。

本日のもっとも重要な作業は先日王台を導入した群の羽化の確認です。導入群全てを確認できませんでしたが、確認した群は全て羽化していました。


↑羽化した王台の様子。蓋を綺麗に切り取り女王蜂は誕生します。

王台導入の場合、羽化しても働き蜂が受け入れず殺されることがあるため女王蜂を目視で確認することは非常に重要です。

しかし、未交尾の女王蜂はお尻が短い上に動きが早く、探すのが難しいです。また未交尾の女王蜂は神経質で飛び立ちやすいのであまり時間はかけられません。そこで女王蜂が探せない場合は、残された王台の様子から女王蜂の有無を推測します。

王台が壊されている場合は女王蜂は健在、王台が壊されていない場合は女王蜂は受け入れてもらえなかったとなります。



↑赤丸の中にあるのが壊された王台です。蓋がされていない王台や蓋がされて間もない王台は壊されないので確認は注意が必要です。

王台は必ず横から壊します。中の女王蜂と目を合わせないためでしょうか。それとも柔らかいお腹を攻撃した方が苦しまずに済むからでしょうか。


女王蜂の確認の後は王台の除去です。思わぬ分蜂を防ぐため王台が残っている場合は全て壊します。

王台を壊した後は、巣礎枠を1枚追加し作業は終了です。交尾飛行に成功したかどうかを確認するのは10~14日後です。場合によってはこの内検がその女王蜂を見た最初で最後になります。

一期一会の様な内検のため、未交尾の女王蜂を見かけた時はいつも『無事帰って来てね』と声をかけます。成功を祈ります。

西洋蜜蜂 オオスズメバチ対策 2017年5月18日

作業内容:内検、割り出し、掃除採蜜

作業内容は昨日とほぼ同じでしたが、作業の前にオオスズメバチ対策の誘引液を各蜂場に設置しました。


↑設置した誘引液の様子。

オオスズメバチの女王蜂は1匹で越冬し、4~5月は自ら狩りを行います。そこで誘引液を使いオオスズメバチの女王蜂を駆除します。

オオスズメバチは地域によって味覚が異なるようで、誘引液の作り方は様々です。私は酢、酒、砂糖=100ml:300ml:125gで作っています。

西洋蜜蜂 女王蜂の過酷な運命 2017年5月17日

作業内容:内検、割り出し、掃除採蜜


掃除採蜜からスタートし、後は通常の内検です。



↑満開のシイの様子。シイはもう少しの間咲いてくれていそうです。

親群は育成のための内検です。内検で行った主な作業を紹介します。

1、巣箱の交換

昨年10月に生まれた女王蜂、生育は少し遅れていますが7枚箱が一杯になったので10枚箱に交換しました。



↑7枚箱が満タンになる前に10枚箱に変えた方が分蜂熱は生じにくいです。



↑10枚箱に交換した後の様子。


・3階建て
 2階建てを3階建てにしました。



↑3階建てにした群の産卵圏の様子。美しい額面蜂児です。2階建て満群になりましたが、分蜂熱が生じていなかったので割り出しを多くできるように3階建てにしました。



↑3階建てにした巣箱の様子。各階には巣門があります。階毎に巣門があった方が調子がよいように感じます。

・割り出し
 3階建てで分蜂熱が生じるのを待っていた群に大きな王台が沢山作られていたので割り出しました。


↑王台の様子。立派な王台が沢山あったので3箱割り出すことができました。



↑割り出した群の様子。今回の群は2階と3階は山田くんの巣箱を使用していました。底板をはめれば巣箱になるので割り出しが非常に楽に行えます。

以上が主な作業の紹介です。

割り出した群の内検の目的は王台の状況確認、交尾飛行の成功の確認などです。

巣門の前に数匹の女王蜂が死んでいる巣箱がありました。


↑死んだ女王蜂の様子。女王蜂の最初の仕事はライバルの抹殺です。羽化していない王台があれば壊して中の女王蜂を殺します。羽化した女王蜂がいればどちらかが力尽きるまで戦います。女王蜂はこの戦いの時のみ針を使います。



↑巣箱を開けると、巣箱の隅に戦いに負け前足を失った女王蜂を見つけました。この女王蜂はしばらくすると働き蜂によって巣箱の外へと追い出されてしまいます。

戦いに勝った女王蜂は交尾飛行に出かけますが、クモや燕などに食べられてしまったり、巣箱を間違え殺されてしまうこともあります。

交尾飛行から無事帰ったとしても、農薬の影響で雄の精子の活動が鈍くなっている場合があり、産卵異常を起こす場合があります。このように女王蜂が一人前になるのは本当に大変なのです。

作業を終えた後はハチミツ草を植えるための草刈をしました。


↑先日届いた100株のハチミツ草。蜜源植物を育てるのも大切な志事の1つですが、草の管理が大変です。

草刈をしなくていいように畑を作り直していますが、思ったようには上手く行きません。焦らず少しずつ頑張ります。

西洋蜜蜂 割り出し、掃除採蜜 2017年5月14日

作業内容:内検、割り出し、掃除採蜜

アカシアがやっと開花しました。


↑開花したアカシア。園芸種?のため開花期間は4日程度と非常に短いです。


↑蜜蜂はたまに訪れています。今年は昨年よりも香りが強くこれから流蜜が太くなりそうです。

昨日は久しぶりの雨で体をゆっくり休められましたが、ここ数日は天候不順で作業が遅れています。気が焦ってしまいますが、内検は1箱ずつしかできません。気を落ち着かせ作業開始です。

8:00~9:00 割り出し。2段満群になった2群を割り出しました。


↑割り出しを行った群の花粉枠の様子。今年は花粉の量が非常に多いです。


↑花粉の様子。色とりどりの花粉。非常に美しいです。


↑割り出した群の様子。割り出しの目的によって何枚で割り出すかが変わります。写真の群は来年の親として育成予定のため6枚で割り出しました。

9:00~10:00 カーニオラン系の掃除採蜜。採蜜を行う予定は無いですが、分蜂熱が生じたため解消のため行いました。


10:00~16:00 割り出し2。先日の移虫で12個の王台ができていたので導入するための割り出しです。割り出しの後は採蜜群の掃除採蜜です。最適なタイミングよりも随分遅いですが、私は種蜂屋で最優先は割り出しと群の育成です。採蜜はほどほどです。

16:00~17:00 割り出し群の内検。親蜂の分蜂は防げていますが、割り出した群の内検が甘く数箱分蜂してしまいました。もう少し内検の間隔を短くする必要があります。

17:00~18:00 巣箱の出荷作業。お陰様で巣箱完売致しました。ありがとうございます。

18:00~20:00 巣箱の移動。割り出した巣箱、合計14箱を移動させました。

20:00~21:00 合同。交尾飛行に失敗した群の合同作業です。

全ての作業を終えたのが21時。今日も蜂三昧の素晴らしい一日でした。明日も同様の作業を行います。

西洋ミツバチ 姫シャリンバイ 開花 カーニオラン結果 2017年5月12日

作業内容:内検

姫シャリンバイが開花しました。


↑開花した姫シャリンバイの様子。

本日は2回目のカーニオラン系の王台の羽化率の確認です。結果は10個中8個羽化してくれました。今回も羽化率はよかったです。

西洋蜜蜂 シイが開花 2017年5月11日

作業内容:内検、割り出し

シイが開花し、山が金色になって来ました。シイは流蜜量が多く、シイが開花すると群が一気に伸びます。


↑開花したシイ。独特の匂いがします。

今日も群の成熟具合を確認する内検で、群が成熟し王台ができていたら割り出しです。


↑割り出しのため新しい巣箱を準備しました。新しい巣箱は気持ちがいいです。


↑内検前の巣箱の様子。この群はあっという間に三段になった優秀な群です。

割り出しが必要になっていそうな場合は上から順番に内検を行います。上の階程王台が作られやすいからです。

割り出しをしない通常の内検は下からです。上から内検すると上からの刺激が下に伝わり、下を内検する時に刺されやすくなるからです。

今回は割り出しが必要そうだと判断し上から内検です。


↑予想通り大きな王台が沢山できていました。三段にした時に分蜂熱が強く生じていたようで、1階の巣礎枠は認識されていませんでした。

今日は合計8箱割り出せました。移虫よりは効率の悪いやり方ですが、群の成熟具合、意思を確認しながらの作業のため私はこの方が好きです。

割り出しは随分進み、それなりの数が割り出せました。割り出した群の管理が追いつかなくなりつつあるので、明日からは割り出し群の内検もしっかりと行います。

西洋蜜蜂 2回目の王台導入 2017年5月9日

作業内容:内検、王台導入

本日は2回目のカーニオラン系の王台の導入です。本日は10群です。


↑導入前の王台の様子


↑導入後の王台の様子。王台は壊されないように保護器に入れて導入します。

3日が経過したら羽化の状況を確認します。今回も沢山羽化しますように。

西洋蜜蜂 羽化の確認 2017年5月8日

作業内容:内検、割り出し、羽化の確認

朝から分蜂未遂が派生しました。


↑分蜂未遂が起きた巣箱の様子。今年は分蜂が起きやすいです。熱が下がらない事と、2回目の分蜂が発生しやすいため高頻度での内検が必要です。

本日最大の志事は羽化の確認です。毎年農薬や除草剤の影響で1回目の羽化率は非常に低いため、巣箱を開けるのが非常に怖いです。

今回の結果は、16群中、15群が羽化しました!!


↑羽化した王台の様子。

今回羽化率が高いのは、親の生育が伸び始める時期が遅く、移虫日が遅れたことでは無いかと思っています。来春も移虫日を遅くして様子を見ます。

羽化率が非常に高かったのでこれで一気に育成が楽になりました。後は交尾飛行から無事帰って来ることを願います。

養蜂をやり始めてから祈ることと願うことが非常に増えました。コントロールできない蜜蜂、天気、天候、気温、花の開花、育成などなど。コンロトールできるのは自分の体と心のみ。

がむしゃらに働いて、躓いては悩んで立ち止まって。希望を見つけてはまた歩き出す。全力を尽くし、これ以上どうしようもなくなったら最後は願う事と祈る事しかできません。

いつも祈る前、願う前に自問自答します。『ベストは尽くしたか!やり残しは無いか!全力は尽くしたか!』

明日も願えるように、祈れるように全力で頑張ります。

西洋蜜蜂 3回目の移動虫 2017年5月7日

作業内容:移虫、割り出し、内検


↑ロンギカリウスタイムが満開です。


↑クリムゾンも満開です。

今日は3回目の移虫です。今回の移虫で昨年導入した新しい血統を増やすします。血が濃くなると様々な弊害を生むため、数年事に新しい血を導入しますが、これだという種蜂には中々出会えません。やっと出会えた素晴しい血統を増やし、よりよい種蜂の育成を目指します。

今回は15個移虫しました。前回の反省からローヤルゼリーを原液のまま、王椀にしっかりと塗布しました。沢山成功しますように

西洋蜜蜂 咲かないアカシア 2017年5月6日

作業内容:内検、割り出し

今年はアカシアの開花が遅れています。例年5月5日には開花していますが、まだ蕾です。このままだとエゴが先に咲きそうです。


↑蜂場のアカシアの様子。蕾は確認できますが、開花する様子はありません。

連絡がつかず出荷できなかったお客様とやっと連絡が取れ、本日出荷しました。これで越冬群は終了です。

出荷の作業の後は内検です。微妙な天気で蜜蜂の機嫌が悪く作業しにくかったです。

今日は通常の内検(生育具合の確認と王台の確認。状況を見て割り出し)です。


↑2段で育成中の群の内検の様子。蜜の貯蔵量を確認。育成途中で分蜂熱が生じ過ぎた場合は、採蜜を行います。


↑雄蜂巣碑枠の様子。雄蜂巣碑枠にも王台は作られるので注意が必要です。ダニの発生が確認された群はかわいそうですが、雄蜂は一度処分します。


↑王台の有無と状況、分蜂熱の程度の確認、女王蜂の有無、産卵状況などを丁寧に観察し目に焼き付けて行きます。見る程度では集中力が不十分で見落としが発生します。次に内検できるのは7日先です。見落としが無いように状況を目に焼き付けて行きます。

内検の結果、3箱割り出せました。雄がかなりの数誕生していたので来週からは割り出しのペースを上げられそうです。春先は立ち上がりが悪く苦戦しましたが、ここに来て例年よりも順調に育成が進んでいます。

ただし、このまま順調とは限らないのでできる事を出来るうちにしっかりと行います。油断大敵!!

西洋蜜蜂 分蜂群の育成 2017年5月5日

作業内容:内検

本日は分蜂した群の育成のための内検を行いました。分蜂群でもっとも不足するのか花粉です。今回は代用花粉としてローヤルビーを与えました。


↑ローヤルビーを食べる働き蜂の様子。嗜好性が強く直ぐに働き蜂が寄って来ました。

栄養の偏りを防ぐため週事に違う餌を与える予定です。

西洋蜜蜂 カーニオラン系 王台 導入 2017年5月4日

作業内容:王台導入、内検


↑蜂場の近くのフジが満開です。甘い香りが蜂場まで届いています。

今日はカーニオラン系の王台の導入を行いました。


↑本日導入したカーニオラン系の王台の様子。


↑カーニオラン系の王台を導入した巣箱の様子。本日で16箱カーニオラン系が割り出せました。次回は10個王台を導入予定です。予定飼育数まで後2回程移虫が必要です。

王台を導入した後は、無王群の合同と内検を行いました。


↑合同後の巣箱の様子。

現在は雄の育成を行っているので割り出しのペースを落とし、群を大きくすることを目標に内検を行っています。

割り出しのペースが早過ぎると雄が不足し、交尾飛行の成功の確率が落ちてしまいます。雄の数と割出群のバランスが非常に重要です。

西洋蜜蜂 カーニオラン系 導入のための割り出し 2017年5月2日

作業内容;割り出し、内検


↑アメリカ?トチが開花し、蜂が訪花していました。このトチは2~3m程度と日本のトチのようには大きくならないです。流蜜量はあまり多くなさそうです。

今日はカーニオラン系の王台を導入するための割り出し作業を行いました。

王台の受付率をよくするため王台導入の48~72時間前に割り出しを行い無王群を作ります。


↑育成中のカーニオラン系の王台の様子。

割り出しの後は、2回目の移虫の受付率の確認です。19個移虫して、10個王台ができていました。王椀に塗ったローヤルゼリーの量が少なかったのが受付率が低下した原因だと思っています。次回はもっとしっかりと塗布します。

受付率を確認した後はローヤルビーを与えました。健康な女王蜂が生まれますように。


↑ローヤルビーを与えた巣箱内部の様子。

西洋蜜蜂出張メンテナンス 2017年5月1日

作業内容:出張メンテナンス

本日は加山興業様に出張メンテナンスで伺いました。採蜜に向けて内検をして欲しいとご依頼頂きました。

作業内容、貯蜜量の確認、王台の確認、女王蜂の確認、割り出し。

1群女王蜂が急死した群の王台の状況を確認すると2群に分割できる状況だったので分割しました。


↑割り出した巣箱の様子。

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