2020年10月の山田くんの養蜂日記


私は、多産、温和、安心安全にこだわり種蜂の育成を行っています。弊社の種蜂をご購入頂いたお客さんを笑顔にしたい!種蜂なら山田くんの養蜂場と言われたい!そんな想いを抱きながら毎日の作業に励んでいます。山田くんの育成日記ではその様子を紹介します。※今年の種蜂は完売しました。来春の種蜂の予約は12月10日から開始します。

10月の飼育のポイントは、本ページの下を見て下さい。まとめてあります。

西洋ミツバチ 今年最後の出荷 2020年10月16日

主な作業:見回り、出荷

今年最後の出荷です。今年も種蜂は完売となりました。感謝以外の言葉と想いはありません。本当にありがとうございました。これからもよい蜜蜂の育成のため、毎日を積み重ねて行きます。


↑輸送中の揺れを最小限に抑えるため、巣箱の底には新聞紙を入れています。


↑産卵の状態は二重丸。


↑今年最後の出荷の種蜂の様子。

来春の種蜂の予約は12月10日から開始します。値段等の詳細は11月末までにHPに記載する予定です。よろしくお願いします。

西洋蜜蜂 秋の出荷 2020年10月15日

主な作業:見回り、出荷

今日の主な作業は、見回り、出荷作業、内検です。

今年は大スズメバチの数が少なく、非常に助かっていますが、全く来ない訳ではありません。ここ数日は襲撃の頻度が増しているので入念に見回ります。


↑捕殺器に大スズメバチが入っていました。


↑暫くすると仲間の大スズメバチが飛んで来ました。可愛そうですが、粘着シートでペッタン。


↑囮になってもらいました。

見回りの後は出荷作業です。


↑箱を開けると蜂が溢れて来ました。働き蜂の数は充分です。


↑巣碑枠を1枚1枚、魂込めて入念に確認して行きます。


↑花粉も充分。花粉が無いと子育ては上手く行きません。今はオレンジと黄色の花粉が多いです。本当に美しい。


↑産卵の状態も最高です。


↑元気いっぱいの女王蜂。新天地でも頑張るんだよ。ありがとう。行ってらっしゃい。

西洋ミツバチ ひたすら見回り 2020年10月11日

主な作業:見回り、内検

雲ひとつない貫けるような青空は、空の向こうは宇宙なんだと教えてくれているようです。養蜂日和。今日も気合入れて、本気で頑張る!!

天候が回復したので、大スズメバチの襲撃が起こる恐れがあるので1日に4回見回りました。


↑雨のおかげで一気に大きくなったヘアリーベッチ。


↑ヘアリーベッチが育ち田んぼが緑色になって来ました。


↑クリムゾンクローバーも一気に大きくなりました。


↑レンゲも順調です。


↑天候が回復し活発に蜜蜂が飛び回る蜂場の様子。


↑久しぶりの晴天。蜜蜂は餌集めや脱糞に大忙しです。


↑流蜜が始まったアワダチソウ。今年は流蜜が細そうです(T_T)

予想通り大スズメバチの襲撃が何箇所で起きていましたが、高頻度で見回ったので大きな被害を被らずに済みました。


↑捕殺器の中の大スズメバチと戦う蜜蜂。沢山の蜜蜂が殺されることもあるので、煙をかけて蜜蜂にはどいてもらってから、ガスバーナーで大スズメバチを排除します。


↑粘着シートにどんどんかかる大スズメバチ。

今日の内検は見回りの合間を縫ってです。産卵の状態が随分よくなりました。やっと出荷できそうです。


↑産卵の様子。貯蜜は不十分ですが、産卵は非常によいです。

西洋ミツバチ 長雨 2020年10月10日

主な作業:見回り

長雨がやっと上がりました。雨が上がると直に大スズメバチの襲撃が起きる恐れがあるので、見回りを行いました。


↑雨が上がった後の蜂場。この蜂場では昨年水没被害が発生しましたが、春の水害対策が上手く行き水没することはなくなりました。

見回った結果、襲撃は起きていませんでした。天候が回復する明日は要注意です。

西洋蜜蜂 クローバー 発芽 2020年10月1日

主な作業:内検、見回り

10月になりました。10月中に越冬の準備を整えます。そのため、10月の内検では、ダニの寄生状況の確認、働き蜂の状態、産卵状態、貯蜜量の確認、浮いた巣碑枠の回収、空いたスペースに新聞紙を詰めるなどを行ないます。

見回りのついでにクローバーやヘアリーベッチの様子を確認。赤クローバーの芽が出ていました。ヘアリーベッチ、クリムゾンクローバーはもう少しかかりそうです。


↑発芽した赤クローバー。


↑白クローバーを撒く予定でしたが、赤クローバーの方が湿気に強いと教えてもらったので赤クローバーに変更しました。来年の開花が楽しみです。

10月の飼育のポイント

キーワード『秋の建勢2
10月は9月よりも産卵が活発になります。また蜜源が豊かで、例えばセイタカアワダチソウが群生している地域では自然巣が作られます。このように10月は産卵が活発で蜜源も豊かなので、越冬に向けて群を整える非常に重要な季節です。10月の飼育で重要になる3つのポイン+1トを紹介します。

山田くんの養蜂講座 第30章 巣碑枠の整理・・・詳細はこちら
山田くんの養蜂講座 第31章 産卵圏の確保・・・詳細はこちら
山田くんの養蜂講座 第32章 働き蜂の密度・・・詳細はこちら
山田くんの追加養蜂講座 2017年10月 盗蜂(盗蜜)に関して・・・詳細はこちら