2017年1月、山田くんの養蜂日記
西洋蜜蜂 網の取り付け作業 2017年1月24日
作業:巣箱作成
本日は金網と巣碑枠の受けを取り付ける作業です。
↑金網を取り付けた板の様子。この後、巣碑枠の受けを取り付けます。
明日からは組み上げ作業です。
西洋蜜蜂 記念樹 2017年1月21日
本日早朝、念願の長男が誕生したので、記念樹として花桃の寒白を購入しました。
↑記念樹の花桃の様子。寒さに負けず蕾を付けています。開花が楽しみ。
西洋蜜蜂 下穴 2017年1月20日
作業:巣箱作成
巣箱の底板が完成したので、今日からは胴体の部品に下穴を開ける作業です。穴を開けたら、棚に並べていきます。
↑下穴を開け、棚に並べた部品の様子。明日からは金網の取り付け作業を行います。
西洋蜜蜂 蜜枠の追加、給餌 2017年1月19日
作業:巣箱作成、給餌
寒い日々が続いていますが、一歩ずつ着実に春に向かっています。花桃のひなの柱の花芽が膨らんで来ました。
↑花桃の花芽の様子。開花まで後少しです。
今日は給餌と巣箱の作成です。まずは、給餌。貯蜜量が危ないと思われる群からメンテナンスです。
巣箱の蓋を開け、貯蜜量の確認。一番外側の巣碑枠まで蜂がいたので、蜜枠を追加し念のため砂糖水を与えました。
↑追加した蜜枠の様子。蜂の量によっては、追加ではなく交換が必要な場合があります。気温が高く蜜蜂の活性が高かったので、貯蜜量が少なくなり始めている30箱にも砂糖水を与えました。
給餌の後は、巣箱の底板の作成です。
↑完成した巣箱の底板の様子。今日で底板は完成したので明日からは次の工程です。
西洋蜜蜂 盗蜜による全滅 2017年1月18日
作業内容:巣箱作り、見回り
週末また雪が降るようなのでその前に一度巣箱の様子を見ておくため、見回りを行いました。
↑見回りを行う前の蜂場の様子。この蜂場は日の当たる時間が短く、雪が沢山残っています。屋根の雪をどかしながら巣門の様子、貯蜜量などを確認しました。
↑見回りを行った後の蜂場の様子。
全ての蜂場を見回った結果、2箱が全滅(盗蜜による凍死)、1箱の貯蜜量が危険、30箱が貯蜜が少し軽くなっていました。状態としてまずまずで一安心です。
↑盗蜜で全滅した巣箱の巣門の様子。蜜蓋が切り落とされ、働き蜂の死骸も多く確認できたので盗蜜だと直ぐに分かりました。盗蜜は防ぎようがありません。強い物が生き残る。自然の摂理は厳しいです。
貯蜜量が危険な群は明日、蜜枠の追加などを行います。
西洋蜜蜂 蓋完成 2017年1月16日
作業内容:巣箱作成
昨日は雪が降りましたが、沢山積もることはなく蜜蜂への影響も少なくて済みそうです。
↑雪が降っている昨日の蜂場の様子。
本日は蓋作りです。ビスに変えた事でペースが上がり、予定よりも早く蓋を作り終えました。
↑完成した蓋の様子。明日からは底板を作成します。
西洋蜜蜂 ビスへの変更 2017年1月13日
作業内容:巣箱作成
今日は蓋作りを行いましたが、釘が側面の板から飛び出してしまう事が何回も起きました。
↑釘が側面の板から飛び出してしまった蓋の様子。緑色の部分が飛び出した部分です。木工用ボンドを塗って補修してあります。側面から釘が飛び出した物は、売り物にならないので自社用に使います。
下穴を開けても上手くいかないので、釘を諦めビスへと交換しました。
↑ビスに変えて作り上げた蓋の様子。
ビスに変えた事で側面に飛び出る事はなく、また作業時間も1箱あたりで3分短縮できました。6個失敗してからビスに切り替えましたが、2個失敗した時点で切り替えるべきでした。
今日の教訓『失敗したら直ぐに工程を見直す。次もきっと上手くいかない!!』
西洋蜜蜂 巣箱の蓋作成 2017年1月12日
作業内容:巣箱作成
寒波の影響で午前中は雪が降っていました。
↑今日の蜂場の様子。雪は昼過ぎには溶けていました。雪で巣門が塞がると換気不足で死んでしまうことがあります。今日は早く溶けてくれたのでよかったです。
本日は巣箱の蓋の作成です。
↑午前中で巣箱の蓋の枠が完成しました。
↑枠が完成したら天板を取り付けます。釘が少しでも傾くと板から飛び出してしまいます。もっとも神経を使う工程です。天板取り付けも3日かかります。
西洋蜜蜂 巣箱 部品納品 2017年1月10日
本日、残り100箱分の部品を納品して頂きました。
↑納品した部品の様子。まずは、巣箱の蓋の枠作りからです。
↑組み上げた巣箱の蓋枠の様子。これから3日間は蓋の枠作りです。
みつばち 出張メンテナンス 2017年1月9日
今日は愛知県のT市まで出張メンテナンスに行きました。
ご依頼内容:『アピスタンを投与しているが、この後どうすればいいのか分からない』
作業内容:薬の使用履歴、投入期間などの確認。巣碑枠の整理、給餌、巣箱の清掃、交換、薬のローテーションなどを行いました。
↑作業前の巣箱の様子。巣箱の前で餌を与えられていました。巣箱の外で餌を与えるとダニの寄生が拡大する恐れがあるので、餌は巣箱の中で与えて頂くように伝えました。
メンテナンスの後に、一足伸ばし東三河の大型園芸店に行きました。本日は庭木が50%OFFなので、以前から手に入れたいハイノキが目当てでしたが、残念売り切れていました。代わりにギンバイカを購入し帰路につきました。
↑購入したギンバイカ。1.5m程の大きさで非常に立派です。寒さにあまり強くないので、3月まではこのまま建物の中で管理します。
蜜蜂 緊急出張メンテナンス 2017年1月5日
今日は緊急で出張メンテナンスに出かけました。
ご依頼内容:『砂糖水を与えても食べない。貯蜜量も充分か分からいから見て欲しい』
作業内容:ダニの薬の使用状況の確認。過剰な巣碑枠の整理、砂糖水の破棄、貯蔵蜜量の確認、蜜枠の追加などを行いました。
↑メンテナンス前の巣箱内部の様子。ダニの死骸や死んだ働き蜂で巣箱の底が汚れていました。また、巣碑枠が過剰な状況となっていました。
秋にアピスタンを投与されたようですが、効果が充分ではなくダニが確認できました。直ぐにアピバールを入れるように説明させて頂きました。
↑作業後の巣箱内部の様子。貯蜜量が少なく、また餌も食べないので餓死の恐れが高かったですが、保存していた蜜枠があり、空の巣碑枠と交換できたのでしばらくは大丈夫そうです。
女王蜂は健在でしたが、巣房に羽化不全で死んでいる働き蜂が多く見かけられました。本来ならそういった巣碑枠は抜き出したいのですが、気温が低いことと、交換できる蜜枠がないので今回はできませんでした。
今日の作業はここまです。アピバールが効いてくれることを願っています。
西洋蜜蜂 給餌 2017年1月2日
作業内容:給餌
今日も昨日同様給餌です。
↑給餌した蜂場の様子。
↑気温が高く、蜜蜂は活発に行動していたので、砂糖水を入れるバケツに直ぐに蜜蜂が集まって来ました。
今日で全ての群の給餌が終わりました。しばらくは安心です。作業後は畑の土力アップのため米ぬかを撒きました。昨日撒いた米ぬかに蜜蜂が集まっていました。
↑米ぬかに集まる蜜蜂の様子。蜜源が枯渇する1~3月の間に見られます。いつもは産卵が再開される1月下旬頃からの光景ですが、今年は産卵が止まらない群があるためでしょうか、いつもよりも早く集めに来ています。
養蜂 給餌 2017年1月1日
作業内容:給餌
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。今年も色々な事に挑戦し、より健康で元気な蜜蜂の育成、そして養蜂道を1歩でも先へと進めたいと願っています。日々の様子はこちらの日記にアップ致しますので、引き続きのご愛読よろしくお願いします。
今日は給餌です。
↑給餌を行った蜂場の様子。この蜂場では、栗の木の下に巣箱を設置させて頂いています。広葉樹は夏の厚さから巣箱を守り、冬になると葉を落とし巣箱に充分な光が当たります。巣箱の周りには、葉が絨毯のように敷き詰められていてとても素晴らしい場所です。
一部の群の貯蜜量が充分ではないため、気温が12度以上になると予報が出ていた本日を待って給餌を行いました。今日から3日間は気温が12度になるようなので、この3日間が勝負です。12度以下の時に巣箱を開けると、巣箱内部が冷え蜜蜂にダメージを与えてしまいます。そのため冬場は作業前は温度計とにらめっこです。
↑蓋を開けた巣箱内部の様子。結露で新節が湿気っています。湿気もミツバチに大きなダメージを与えので、給餌の時に交換します。
↑給餌の様子。新聞紙は最小限めくり、素早く餌を与えます。
3つの蜂場で給餌をする予定でしたが、昼前になると風が強くなって来たので1つの蜂場を残し作業は終了です。明日も給餌です。
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