山田くんの種蜂

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山田くんの巣箱

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2016年の5月の山田くんの養蜂日記

西洋蜜蜂 迷子の王様 2016年5月26日

作業内容:掃除採蜜、フソ病検、 割り出し

午前中にフソ病検を受け無事通りました。出荷は5月30日から行わせて頂きます。カーニオランは一部育成に遅れが出ているのでお届けまでにお時間がかかる場合があります(6月中旬頃)。ご理解ご了承くださいませ。

フソ病検査が終わった後は体験教室向けの掃除採蜜を行いました。蜜蜂を知って欲しい、蜂蜜が作られるまでを知って欲しいと始めた体験教室は今年で4年目になりますが、毎年多くの方に参加して頂いています。

掃除採蜜をするために巣箱を開けると、働き蜂の塊を発見!!煙を吹きかけると塊の中央に未交尾のカーニオランの女王蜂がいるではありませんか!慌てて女王蜂を捕獲。発見が早かったので健康でした。

え?分蜂?女王蜂は?と慌てて内検。女王蜂は健在で分蜂はしていませんでした。巣箱を間違えてしまったのでしょうか?今年は色々なことが起きます。

捕獲した女王蜂は無王群に導入しました。


↑捕獲した女王蜂の様子。群に受け入れてもらえることを願っています。

掃除採蜜を終えた後は内検と割り出しです。これからの5日間は移虫で育ててもらった王台を導入すのるで、順次割り出しを行い無王群を作りました。

今日はカーニオランの王台を導入するための群を用意しました。王台数は18です。今年はカーニオランの王台の羽化率や受付率が悪く育成が遅くなってしまっています。

沢山の女王蜂が羽化してくれますよう。ダメならまた移虫です。

西洋蜜蜂 王台確認 2016年5月25日

作業内容、内検


蜂場に4年程前に植え大きくなったブラシの木が満開を迎え多くの蜜蜂が訪れています。



↑満開のブラシノキ。ブラシノキは大きくならずまた育て易いです。木が小さい頃から花が咲くのでお勧めの蜜源植物です。

今日は先日の移虫の結果を確認しました。


↑今回は沢山の王台ができました。移虫枠を預ける群を間違えると王台ができない場合もあります。移虫は基本的な技術ですが奥が深くまだまだ未熟です。王台を導入する直前に壊されてしまうこともあるため沢山できても糠喜びになる場合もあります。


↑移虫枠の端で鎖を作っている蜜蜂の様子。鎖状になった蜜蜂はよく見かけますが、なぜ鎖状になるのか原因は分かっていないそうです。真ん中の子の足がちぎれないか心配になります。

王台の数を確認している最中にオオスズメバチの女王蜂が飛来しました。短時間で3匹捕まえました。この時期に女王蜂を殺すと秋の被害を軽減できます。


↑捕まえ殺したオオスズメバチの女王蜂の様子。戦艦を彷彿させるようなフォルムと動きです。昆虫の中の絶対王者と言われています。王者の自覚があるのかは分かりませんが動きがゆっくりなので捕まえるのは難しくありません。

西洋蜜蜂 ブラシノキ開花 2016年5月24日

作業内容:内検

先月植えたブラシノキが開花しました。紫、白、緑、ピンクのブラシの木を植えましたが、色事で開花時期が異なるので非常に嬉しいです。


↑開花したブラシの木の様子。

今日は体験教室のための掃除採蜜の準備です。私は基本的に蜜蜂の育成が主なので採蜜群には隔王板を使用しませんが、体験教室では蜜枠を素早く引き上げる必要があるため体験教室に使う採蜜群は隔王板を使用します。

蓋蜂児枠、蜜枠を継箱(胴体)に移し、女王蜂、無蓋蜂児枠を1階に移動させ隔王板を乗せました。

↑隔王板を乗せた巣箱の様子。掃除採蜜は天候を見ながら後日行います。

西洋蜜蜂 掃除採蜜 2016年5月8日

作業内容:掃除採蜜

今日は掃除採蜜(巣箱の古い蜜を捨てるための採蜜)を行いまいました。

まずはアカシアの林の近くの蜂場に向かいしました。


↑満開のアカシア。今年は昨年よりも花期が長く期待できます。本来は蜜源植物が満開になる数日前に行うのですが天候が悪く掃除採蜜が遅くなってしまいました。

巣箱を開けてがっかり。分蜂していました。分蜂してしまう理由は大きく2つです。分蜂性が高い血統とメンテナンス不足です。今回の群は王台を見逃していました。情けないです。もっと技術を磨を磨きます。

次はシイ蜜です。


↑満開のシイ。青臭い匂いが蜂場に漂っています。花の匂いはイマイチですがシイ蜜の味は美味しいです。

今回掃除採蜜をした群は親蜂なのでストレスを与えないため隔王板を使用しないので巣碑枠に印を入れました。


↑印をした巣碑枠の様子。

西洋蜜蜂 出張メンテナンス 2016年5月7日

作業内容:出張メンテナンス、内検


午前中は出張メンテナンスを行わせて頂きました。メンテナンス内容は掃除採蜜です。


掃除採蜜とは採蜜を行う前に巣箱の中の砂糖で作られた蜂蜜や、ダニの薬が入った蜂蜜を捨てることです。掃除採蜜を行わないと天然蜂蜜とは言えません。



↑掃除採蜜の様子。4月上旬にお届けした種蜂は18枚群になっていました。非常に順調で安心しました。


↑蜜蓋を切り落とす様子。

西洋蜜蜂 移虫作業3、4 2016年5、6日

作業内容:移虫作業



↑蜂場のアカシアが満開になりました。


2日連続で移虫作業を行いました。カーニオラン系とイタリアン系です。前回導入したカーニオラン系の王台の羽化率が悪かったため再度移虫しました。ご予約のタイミングによってはお届けまでに少し時間がかかりそうです。

イタリアン系は今春もっとも調子のよい群を行いました。調子はよかったのですが女王蜂は急死してしまったので慌てて行いました。移虫は女王蜂が急死した時に血統を絶えさせないためにも役立つ技術です。



↑移虫作業の様子。王碗に移す蜂児が大き過ぎると食べるローヤルゼリーの量が少なくなるため誕生する女王蜂の体重が軽くなってしまいます。しかし、小さい蜂児は救うのが難しいです。

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