2022年2月の山田くんの養蜂日記


Bee Life,Be Happy!! 

蜜蜂は日常をとても豊かにしてくれます。
天気・気温・四季の移ろい・花の開花が気になるなど、沢山の変化を感じさせてくれるからです。

蜜蜂を通じ、自分は自然の一部で、自然と繋がっていることを痛感し、独りじゃないんだと励まされます。
あなたにもより心豊かな生活を送って欲しい。日々そんな思いを抱きながら蜜蜂を育て続けています。

こだわりいっぱい、夢いっぱい。蜜蜂育成の様子を紹介します。

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西洋ミツバチ 給餌 22年2月28日

【主な作業:給餌】

時間がない。時間が命。

春先はまだまだ気温が低いので、内検できる時間が短いです。産卵が拡大し始めるので、貯蜜の消費量は日に日に増加して行きます。1秒がおしい。どんどん蓋を開けてひもじい思いをしていないか確認し、砂糖水を与えてました。


↑活発に行動する蜜蜂。


↑巣箱内部の様子。少し蜂球は緩みましたが、勢いが出るのは少し先といった感じで、例年よりも立ち上がりは少し遅めかな?


↑1回目の内検はスピードが命。蜂量確認、貯蜜確認、産卵確認。貯蜜不足なら砂糖水を1~2kg与えて終了。

気温が下がり始めるまでに70箱内検出来ました。これで終わりでありません。巣礎付き巣礎枠が届きました。


↑息を切らしながら搬入。明日は従来型の巣箱が届きます。倉庫はいっぱい。

セイヨウミツバチ Beeキャンディー投入 22年2月26日

【主な作業:見回り、給餌】

ついにやって来ました。春です。


↑気温が上がると直に活発に行動する蜜蜂。


↑苺に訪花する蜜蜂。

今日から本格的に内検開始です。まずは、全群の貯蜜を確認します。ここを超えれば餓死の心配はなくなります。

ということで、どんどん蓋を開け貯蜜の確認。気温が低いからでしょうか?例年よりも貯蜜の減りが激しいです。数群貯蜜がギリギリの群があったので、早速Beeキャンディーを投入。


↑投入したBeeキャンディー。1袋1kg。持ち運びはとっても便利。カッターで好きな形に切って与えられるのもGood。何より蜂が触れられる場所に与えられるので、食べずに餓死という心配がないのでBest。どのように食べるかが楽しみです。


西洋蜜蜂 Beeキャンディー 22年2月24日

【主な作業:捕殺器作り】

捕殺器の金網取り付けが終わり、後は左右の針金を付ければ完成とい所まで来ました。


↑金網を取り付けた捕殺器。捕殺器が終われば、巣礎貼りです。工場内での仕事もやっと終わりが見えて来ました。

昼からは秋田屋さんに子供の面布を買いに行きました。秋田屋さんはとても親切で新しい商品や色々な情報を教えてくれます。今日は冬場の餌としてBeeキャンディーを紹介して貰いました。


↑向かって左が普通のBeeキャンディー。右がビタミン追加済み。冬場の餓死防止にこれ以上ない最高の餌です。早速与えてみます。

今年開催予定の講習会では、Beeキャンディーなどの便利なアイテムなども紹介したいと思っています。

西洋ミツバチ 続 捕殺器作り 22年2月22日

【主な作業:見回り、捕殺器作り】

低温&雪がちらつく寒い1日。ミツバチは巣箱の中で今日も寒さに耐えています。


↑本日の蜂場の様子。春まであと一歩ですが、今日も足踏み。

本日も捕殺器の作成。捕殺器は金網部分が多く、種類も2つ使うので金網の加工にもっとも時間がかかります。金網を切り終え、ジグでビスの下穴を開け、組み上げ開始。


↑捕殺器の作成の様子。組み上がり最後の金網の取り付けでやってしまいました。タッカーの位置が端過ぎて木材が一部破損(T_T)





最後の工程でやってしまうとは・・・。数が無いのでこの捕殺器は訳あり品として販売します。

セイヨウミツバチ 捕殺器作成 22年2月21日

【主な作業:見回り、捕殺器作成】

巣箱を開けてどんどんメンテナンスがしたいのですが、昨日から突風!&低温。週末には天候回復&気温上昇の予報なのでもう少し辛抱です。

今日は倉庫の片付け、捕殺器の作成、見回りを行いました。

●捕殺器の作成
数年前から改良のため販売を中止していた捕殺器。やっと改良が終わったので今年は少しですが販売します。


↑今日はネジの位置確認、金網のサイズ確認、ジグの作成を行いました。

●見回り
今日も突風です。昨日、突風で1箱巣箱が台から落ちて倒れていました。


↑突風で倒された巣箱。慌てて起こして中を確認。ミツバチは無事でした。春は強風で巣箱が倒されたり、蓋が開くことがあります。見回りは1年中欠かすことが出来ません。

西洋蜜蜂 久しぶりの内検 22年2月14日

【主な作業:見回り、巣礎貼り、内検】

今か今かと気温が上がるのを待っていたら何と14時。もっと早く気温が上がって欲しかったのですが、コントロールできない物は仕方ない。出来ることを全力で。

今日は内検。産卵状況、貯蜜状況を確認。浮いた巣碑枠の撤去を行ないました。


↑蜂量◎


↑巣碑枠全体の様子。調子はよいです。


↑いつみても可愛い蜜蜂。癒されます。


↑産卵が再開されたので女王蜂のお尻は長くなっていました。


↑寒い時期のあるあるですが、蜜蜂は休憩のため体によく止まります。

内検はとても楽しかったですが、体が慣れていないのでくたくたになりました。寒い中仲間を餌を分け合い、熱を作り懸命に生きている蜜蜂は本当に凄いです。明日からまた寒くなるようです。早き気温が上がって欲しい!!

西洋ミツバチ 貯蜜確認 22年2月9日

【主な作業:貯蜜確認】

チャンスを掴むためには、準備が必要。明日は気温が低いようですが、明後日からは気温が10度を超える予報。気温が高い日はメンテナンスのチャンス。しっかりメンテナンスが行えるように今日は全群の貯蜜量を確認しました。


↑気温が上がると巣門は大渋滞。


↑久しぶりに元気な姿を見られました。




↑妻の腕で一休み。早く帰るんだよ。


↑貯蜜は巣箱の重さで推測。


↑本日の巣箱内部の様子。蜂量充分。とっても元気です。写真を撮っていると、怒ったミツバチがどんどん溢れてくるので慌てて巣箱を閉めました。

越冬中に全滅した群はなく今年はとても順調です。健康、多産、温和なミツバチをお届けするために日々全力を尽くしています。到着まで今しばらく楽しみにお待ち下さいませ。

西洋蜜蜂 見回り 22年2月7日

【主な作業:見回り、砂糖購入】

どんな生き物も天候、気候などの影響を受けますが、志は何が起きても失うわけには行きません。今年は本当に雪が多いです。でも、それだけです。温和、多産、安心安全な蜜蜂をお届けするため、今ここで、この瞬間できることを全力がやりきるのみです。

雪のピークが過ぎたようなので見回りです。

↓本日の蜂場。雪の被害は無し。ありがたい。



↑電気柵のワイヤーの一番下の段が雪に埋もれていたので、雪から出しました。

見回りの後は砂糖を購入して来ました。しばらくは低温が続くようです。春に向かって着実に進んでいますが、まだ少し遠いようです。

西洋ミツバチ 砂糖 準備開始 22年2月4日

【見回り、砂糖購入】

●見回り
見回りのついでに伐採したレンギョとキンポウジュの枝を廃棄。


↑本日の蜂場の様子。連日気温が続いています。


↑伐採した枝が後少しになりました。もう1回廃棄すれば片付けれそうです。


↑見回り時は天候が悪く電気柵のバッテリーがローになっていたので電池に交換。1時間後快晴。明日交換しよう・・・


●砂糖購入
2月中旬からの給餌に備え砂糖を購入して来ました。1回では運べないので数回(数日)に分けて購入します。コロナの影響で木材に続き、砂糖も値上がり。1kg辺り20円上がっています。3t近いので大きな痛手です。


セイヨウミツバチ レンギョ 伐採 22年2月3日

【主な作業:後片付け】

やってみないと分からない。養蜂を始めた頃は、今と違って蜜源植物の情報は少なくまた事実か否かの確認はできないので、訪花するという話を聞くたびに色々な植物を植えました。その中にレンギョがあります。

レンギョは3月位に黄色い花を咲かせます。背丈は3~4m程とそれほど大きくなりません。蜂場の西に10本程植えました。丈夫で育てやすく10本全てが育ってくれました。

問題の訪花量ですが、私の所では少な目です。来ない訳ではないけれど、少ないという感じです。せっかく植えたのだからそのままにしようと思いましたが、枝が垂れるため形の維持が難しく、他の植物に覆いかぶさり枯れてしまうことがありました。そこで申し訳ないけれど伐採!!


↑伐採した後のレンギョ。奥はボケ。ボケは訪花量は多いのでそのままにしています。今日は伐採したレンギョの幹や枝を捨てて来ました。

蜂場の西側がかなりすっきりしました。


↑レンギョを伐採したので広いスペースが生まれました。抜根をしたら次の植物を植える予定ですが、抜根大変です(T_T)。業者に頼むか、気合と根性に頼るか悩み中。


↑レンギョの伐採と一緒に北側のキンポウジュなどの手入れをしました。雪で折れた枝を取り除き、下枝を切り落としたのですっきりしました。

西洋蜜蜂 巣碑枠 張替え 22年2月2日

【主な作業:巣碑枠の張替え】

今年は沢山雪が降ります。


↑今朝の蜂場。薄っすらと雪化粧。

本日は古くなったり、変形した巣礎を貼り直すため巣(または巣礎)を取り除く作業をしました。


↑張り直しの対象の巣碑枠。カッターなどを使い巣(巣礎)を取り除きます。


↑巣(巣礎)を取り除き枠だけになりました。後日巣礎を張ります。


2月の飼育のポイント

キーワード『冬の建勢
2月になると女王蜂の産卵は徐々に活発になり、働き蜂の数が増え始めます。このように2月になると群のいのて直しが始まります。この時期の管理で夏までの蜂の状態が決まる非常に大切な季節です。2月の飼育のポイントを紹介します。


山田くんの養蜂講座 第38回 冬の建勢・・・詳細はこちら
山田くんの養蜂講座 第39回 貯蜜・・・詳細はこちら