山田くんの種蜂

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山田くんの巣箱

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2018年10月の山田くんの種蜂育成日記

私は、健康、温和、多産にこだわり種蜂の育成を行っています。弊社の種蜂をご購入頂いお客さんを笑顔にしたい!種蜂なら山田くんの養蜂場と言われたい!そんな想いを抱きながら毎日の作業に励んでいます。山田くんの種蜂育成日記ではその様子を紹介します。

種蜂 越冬前、最後の代用花粉 2018年10月25日

作業内容:見回り、給餌

本日も越冬前、最後の代用花粉を与える作業を行っています。作業前には見回りです。本日も粘着シートにオオスズメバチがかかっていました。まだまだ油断できません。


↑粘着シートにかかったオオスズメバチの様子。雄が混じっています。


↑給餌を終えた巣箱内部の様子。断熱材を巻き付けるのはまだ早いですが、朝晩の気温が低くなって来ているので、巣箱の空いたスペースには新聞紙を詰めました。

西洋蜜蜂 アニスヒソップ 2018年10月22日

作業内容:見回り、給餌

本日も今年最後の代用花粉を与える作業を行っています。作業を終えた後に、アニスヒソップを畑に植えました。


↑7月から今も咲いているアニスヒソップ。花期が長く、蜜蜂はよく訪れます。寒さには強いのですが、乾燥に弱いのが欠点です。


↑畑に植えたアニスヒソップの様子。乾燥防止のためマルチをしました。

種蜂の撮影 2018年10月21日

作業内容:見回り、給餌

気温が高く蜜蜂は活発に行動していました。


↑活発に行動する蜜蜂の様子。この姿ももう少しすると見えなくなります。

ブラシノキが満開を迎えています。


↑四季咲きのブラシノキは越冬前の貴重な蜜源植物の1つです。

オオスズメバチの襲撃は続いていますが、粘着シートをよく観察すると雄蜂が混じり始めました。


↑オオスズメバチの雄の様子。体が大きく針はありません。特徴は蜜蜂と同じです。雄の姿が見えるようになったので、大スズメバチの襲撃の終了が近いです。

今日から今年最後の代用花粉を与える作業を開始しました。気温が低くなり始め、餌の食べるスピードが鈍くなって来ています。それに合わせ代用花粉の量を少な目にしています。

代用花粉を与えた後に、種蜂の様子を説明するための動画を撮影しました。動画は近日中に編集しYOUTUBEにアップします。動画と一緒に数枚写真を撮ったので紹介します。


↑女王蜂の様子。種蜂の女王蜂は多産にこだわり育成しています。


↑働き蜂は健康。性格が温和にこだわっています。働き蜂は温和な性格なので素手で扱えます。


↑産卵の様子。越冬前なので産卵圏は萎縮ぎみですが、放射状に綺麗に産卵が行われています。

種蜂の予約受付は12月10日から開始しますので、今しばらくお待ち下さいませ。

西洋蜜蜂 ロストリンキュア 開花 2018年10月17日

作業内容:見回り、巣箱のサイズ調整、給餌

蜂場のロストリンキュアに蜜蜂が訪れていました。


↑ロストリンキュアの全体像。ミントの仲間。中国原産。秋に開花すると聞き、昨年植えました。育てるのは非常に簡単です。



↑ロストリンキュアに訪れる蜜蜂の様子。

今日の主な作業は巣箱のサイズ調整です。朝晩の気温が下がって来ました。巣箱内部の温度低下を最小限に抑えるため、巣碑枠の枚数と巣箱のサイズのミスマッチを解消するために巣箱のサイズを交換しました。


↑交換する巣箱はガスバーナーと塩素水で除菌します。


↑巣箱を交換する前の様子。巣碑枠の枚数に対して巣箱のサイズが大きいので保温性が悪いです。



↑巣箱の交換時に産卵の様子を確認。写真は2階建てで育成中の群の、産卵が行われている1階の巣碑枠の様子。産卵は非常に順調です。


↑巣箱を交換した後の巣箱内部の様子。これで蜜蜂が暖を取りやすくなりました。

ミツバチ 出張メンテナンス 2018年10月9日

作業内容:見回り、出張メンテナンス

見回りを行った後、出張メンテナンスで加山興業様にお邪魔しました。

依頼内容: 『ダニの駆除が終わるので様子を見て欲しい』

作業内容:貯蜜量の確認、ダニの駆除剤の撤去、巣碑枠の枚数の調整、産卵状況の確認など。

ダニは無事駆除できたようで、全体に非常に調子がよかったです。1群は18枚群で越冬できそうです。貯蜜量が気持ち少ないので給餌して頂きました。


↑作業中の巣箱内部の様子。非常に調子が良いので、巣碑枠を1枚追加して頂きました。※カメラのレンズが汚れていて写真が見えにくいです。ごめんなさい。

不定期開催!お便りコーナー

Q1:2階建てで飼育しています。給餌器は各階に入れた方が良いでしょうか?

A1:給餌器は基本的に2階部分に入れます。大量に給餌が必要な場合は1階にも入れて下さい。短期間で貯蜜を持ってもらうことが出来ます。


Q2:現在2階建てですが、越冬は1階建て(単箱)にした方が良いでしょうか?

A2:巣箱内部の状況によります。2階分の働き蜂が居る場合や、1階部分には貯蜜がほとんど無い場合はなどは1階建てにすると越冬できなくなります。内部の状況を見て慎重に判断しましょう。

西洋蜜蜂 セイタカアワダチソウ 2018年10月8日

作業内容:見回り、給餌

今日も給餌です。例年よりも気温が高いのでセイタカアワダチソウの流蜜を心配していましたが、流蜜してくれているようです。


↑アワダチソウに訪れる蜜蜂。蜜蜂意外にも沢山の昆虫が訪れていました。アワダチソウは越冬前最後となる貴重な蜜源です。

今日も代用花粉を与える作業をメインに、チモールの交換、砂糖水を与える作業を行いました。※毎日同じ作業のため日記が単調になっています。ご了承下さいませ。

西洋蜜蜂 秋の増勢 開始 2018年10月7日

作業内容:見回り、給餌、チモール交換


セイタカアワダチソウが開花するまでに給餌を頑張り、ほぼ全群に充分な貯蜜を持ってもらうことができたので、調子がよく、勢いがある群では増勢が始まりました。



↑久しぶりに作られた自然巣。


増勢が始まったので、巣碑枠の追加の作業も必要になります。

西洋ミツバチ ダニの駆除状況の確認 2018年10月6日

作業内容:見回り、給餌、チモール交換

先日やっとダニの検査が終わりました。検査のおかげもあり、夏に全滅してしまったのは3群で済みました。越夏率98%でしたが油断は禁物!!現在まだダニの駆除中の群が多数居るからです。越冬率は95%が目標です。


ダニの検査が終わったのでこれからは、代用花粉を与える作業、砂糖水水を与える作業、チモールの交換、巣箱のサイズ調整などの作業が主となります。

今日は代用花粉を与えながら、チモールの交換やアピバールの位置の変更作業を行いました。作業時にはダニの駆除状況を確認しました。


↑ダニの駆除中の巣箱内部の様子。餌(代用花粉)を食べ切っています。餌を食べきる間は大丈夫です。※巣碑枠と巣箱のサイズが合っていないので、後日調整します。


↑巣箱の底の様子などからダニの駆除状況を確認。沢山のダニが落ちているので、薬は効いているようです。アピバールはダニが耐性を得ていない場合は、3週間で9割以上のダニが駆除できるので、始めの3週間が勝負です。

ダニの駆除状況を確認し、薬の位置を変更。最後に代用花粉を与えて作業は終了です。

西洋蜜蜂 捕殺器 2018年10月2日

作業内容:見回り、ダニの検査

ダニの検査も残りわずかとなり、明日で終了の予定です。

ダニの検査のために巣箱に近づくと、巣箱から悪臭がします。捕殺器を見ると大量のスズメバチと蜜蜂が死んでいるではありませんか。捕殺器の中には生きたオオスズメバチも居ます。

死体の様子から、台風の前と今日襲撃があったようです。捕殺器の構造上、オオスズメバチが巣箱内部に侵入することはないので全滅は免れましたが、大量の働き蜂を失ってしまいました。この時期の被害は痛いです(>_<)


↑大量死が起きた巣箱。山田くんの巣箱専用の捕殺器は改良を重ね、捕獲率を上げましたが、捕殺部分で蜜蜂とスズメバチが戦い沢山の犠牲が出てしまう問題が発生しています。捕殺器をもっと大型化すればいいのですが、コストが上がってしまいます。また広い保管場所が必要になるため大型化は難しいです。


↑捕殺器の中で死んでいた蜜蜂とオオスズメバチ。こういった被害を防ぐためには、こまめに見回り、捕獲したスズメバチはガスバーナーで駆除することが重要です。

スズメバチの襲撃を受け、働き蜂を沢山失った場合は手入れが欠かせません。保温性を上げるため巣碑枠を抜いたり、給餌をするなどの作業が必要です。


↑襲われた巣箱内部の様子。巣碑枠が1枚浮いていたので撤去しました。

西洋蜜蜂 台風通過 2018年10月1日

作業内容:見回り、ダニの検査

大型の台風が来るとの予報に、蜜蜂に被害が出ないかとても心配でした。台風が通過した0時過ぎに全ての蜂場を見回りましたが、ありがたい事に被害は無かったです。


↑前回の台風で蓋が空いた巣箱にはブロックを乗せました。


↑前回の台風の時、吹き飛ばされた屋根に当たり折れてしまった1才ケンポナシ。ダメだろと思っていましたが、根元から芽が出ていました。素晴らしい生命力です。

台風の後は、オオスズメバチの襲撃に注意が必要です。


↑本日は1箱が襲撃を受けましたが、襲撃が始まった直後に気がついたので被害は出ませんでした。

今日もダニの検査です。


↑検査を終えた巣箱内部の様子。


↑調子がよい群は直ぐに代用花粉を食べに来ます。

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