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2018年2月 山田くんの養蜂日記

私は、健康、温和、多産にこだわり種蜂の育成を行っています。弊社の種蜂をご購入頂いお客さんを笑顔にしたい!種蜂なら山田くんの養蜂場と言われたい!そんな想いを抱きながら毎日の作業に励んでいます。山田くんの養蜂日記ではその様子を紹介します。
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西洋ミツバチ もぐもぐタイム 2018年2月26日

作業内容:給餌

気温が一気に上がりました。


↑花ももの花芽が大きくなり始めました。


↑妻へ贈ったアネモのに蜂が訪れていました。


↑競争しながら花粉や蜜を集めています。


↑気温が上がり始めた9時半頃から、蜜蜂の行動が活発になり始めました。


↑巣箱に出入りする蜜蜂の様子を下から撮影。普段中々見られない姿です。

昨日から2回目の代用花粉投与作業に入りました。2回目の投与作業では蓋を開けた時が非常に重要です。新聞紙の様子や餌の食べ具合から蜜蜂の健康状態や勢いが判断できるからです。

下記写真のように新聞紙を大きく食い破っている群は、勢いが出始めた群です。新聞紙を食い破っていない群はまだ勢いが出ていません。



↑勢いが出始めた群。勢いが出始めた群は代用花粉の量を前回よりも少し増やします。

新聞紙の様子を確認した後は、代用花粉の食べ具合を確認します。

餌を食べきっている群は、健康で勢いが出始めたと判断できる群です。餌を食べ残していても、途中まで食べている群や食べ中の群はもう少しで勢いが出てくる群で、健康と判断して大丈夫です。問題は、全く食べていない群です。無王やダニの寄生が疑われるので、内部の様子をしっかりと確認する必要があります。



↑もぐもぐと餌を食べている働き蜂の様子。餌を食べ残している場合は、新しい餌と交換します。量は前回よりも少な目にします。※餌の練り具合や与えた量、場所などによって食べる量は変わります。残している場合は、餌の与え方などを見直すことも大切です。

このように蓋を開けることで様々な情報を得られます。そして、得られた情報を元に蜜蜂に寄り添う行動を取ることが、健康な蜜蜂を育てる秘訣だと考えています。


早く勢いを出したいから沢山餌をやる!!ではなく、蜜蜂が餌が足りないと感じているから、彼らが欲しいと望む量を、彼らが食べやすい位置、硬さで与える。といった具合です。養蜂家は黒子であれ。常に魂に刻んでいる言葉です。

今日は100箱に代用花粉を与えましたが、食べ残しが多かった群は2箱のみ。その2箱も与え過ぎが原因のようなのでこのまま様子を見ることにしました。明日は片付け作業を行います。

西洋蜜蜂 1回目の給餌の重要さ & 出張メンテナンス 2018年2月23日

作業内容:給餌、出張メンテナンス


↑梅の花が開花し始めました。厳しかった冬も終わりに近づいています。

午前中は給餌、午後からは出張メンテナンスでした。

★午前
今日で1回目の代用花粉投与が終わりました。


↑調子のよい群の様子。


↑煙を吹きかけスペースを開けてもらってから、代用花粉を与えます。


↑調子がよい2階建ての群の様子。調子がよい群は新聞紙を食い破るので、蓋を開けると直ぐに分かります。

2月になってから行う1回目の代用花粉投与作業は非常に重要です。

蓋を開けるので、群が生きているのかどうかが分かるので、越冬率が判明します。また、1回目の餌を食べるかどうかで、越冬した群の健康状態が分かります。餌を食べ残す場合は何らかの異常があります。

このように1回目の代用花粉投与作業で様々なことが判明するので1回目は重要ですし、1回目が終わると一息つけます。ちなみに、今年の越冬率は94%。90%を想定していたので嬉しいです。

明日からは2回目の代用花粉投与作業に入ります。代用花粉は4月いっぱい与えます。

★午後
出張メンテナンスを行わせて頂きました。

ご依頼内容:今年になって1度も巣箱を開けていないから、状況を確認して欲しい。

作業内容:貯蜜量の確認、働き蜂の状態の確認、過剰な巣碑枠の整理、断熱材の交換、代用花粉の練り方、お勧めの容器、今後の餌のやり方の説明など。


↑作業後の巣箱の様子。ダンボールでしっかりと防寒されています。

越冬率は6箱中、5箱成功で、その内4箱は非常に良好、1箱は良好といった具合でした。今年は採蜜できそうだとお伝えすると非常に喜ばれていました。喜んで頂けること以上の喜びはありません。

以上で今日の作業は終了です。出張メンテナンスのご要望ありましたら、まずはお気軽にご相談くださいませ。

西洋蜜蜂 給餌 2018年2月22日

作業内容:給餌

今日は気温が上がったので、代用花粉を与えることができました。


↑代用花粉を与えた巣箱内部の様子。最近同じような写真ばかりです(T_T)

最後に昨日転倒していた群の様子を確認しました。


↑内部の様子を確認中の様子。


↑昨日与えた代用花粉を食べていたので一安心。

今日は70箱に餌を与えました。後40箱で1回目の餌やりは終了です。

ミツバチ 巣箱転倒 2018年2月21日

作業内容:給餌

今日も代用花粉を与えるぞと意気込で起きましたが、予想以上の低温。巣箱を開けるのは難しそうですが、少しは作業ができないかと思い蜂場に向かいました。

蜂場に着いて、巣箱の様子を確認。

うん?何かおかしい・・・。

なんと、2階建ての巣箱が倒れているではありませんか!!

慌てて巣箱を起こしました。蜜蜂は無事そうですが、かなり怒っているので女王蜂の確認はできませんでした。代用花粉を与え、明日様子を見ることにしました。


↑倒れていた巣箱。倒れた原因は不明ですが、転倒防止のためブロックを設置しました。

巣箱を起こした後は、給餌です。低温のため予定していた代用花粉を与える作業は諦め、巣箱の重さから貯蜜量を確認し、軽くなり始めた群にのみ砂糖水と代用花粉を与える作業に変更しました。


↑全ての群の巣箱の重さを確認。軽い巣箱は断熱材を外します。


↑全ての群の確認を終えたら、砂糖水と代用花粉を素早く与えます。


↑砂糖水を与え群は後日様子を確認するので、砂糖水を与えた群の屋根は横向きにします。

今日の作業は以上です。明日は気温が上がるようなので、代用花粉を与えます。

西洋蜜蜂 捕殺器の作成 2018年2月13日

作業内容:捕殺器の作成

今日は捕殺器の組立作業です。

現在作成している山田くんの巣箱専用捕殺器は3回目の改修を終えた物です。最適な捕殺器はどういう物かと思考錯誤しながら毎年バージョンアップをしています。捕獲率を上げるため、捕殺部分へ誘導する穴位置と、前面の金網の幅を変更しました。



↑まずはビスを打つ場所に下穴を開けて行きます。


↑組む立てた捕殺器の様子。


↑組立て形を作ってから、金網、針金を取り付け完成させます。



↑金網を取り付けた捕殺器の様子。


↑穴位置の変更により、今回から捕殺部分の背面が倒れる構造になりました。


↑上から見た様子。

捕殺器を作った後は、明日の給餌に備え砂糖水を20L作りました。明日から気温が10度を超えるようです。久しぶりの餌やりなので今から楽しみです。

セイヨウミツバチ 捕殺器作成 2018年2月12日

作業内容:捕殺器作成


厳しい寒波の影響で雪が降りました。



↑雪化粧した蜂場の様子。雪が音を吸収するためとても静かです。


↑雪が積もった巣箱の様子。朝の気温は-3度。仲間と一緒に熱を作り寒さに耐える蜜蜂は本当に凄いです。


雪でティーツリーが折れていないか心配で、起きると直ぐに様子を見に行きました。



↑雪の重みでかなりしなっていましたが、何とか耐えてくれました。



↑雪を下ろしたティーツリー。今年は開花して欲しいです。

今日は巣箱作りと捕殺器の金網の加工です。捕殺器作りは、金網の加工が多く、巣箱よりも手間がかかります。


↑加工した金網の様子。オオスズメバチの誘導部分、捕殺部分、巣門の前、捕殺器前面、上部の換気窓と金網の部分は多いです。


明日組立ます。

西洋蜜蜂 餌やり 2018年2月3日

作業内容:巣箱作り、餌やり

昨日に引き続き、今日は気温が高いとの予報。気温が高くなるまで巣箱を作り、気温が高くなってからは餌を与えました。


↑作成した巣箱の様子。後15箱で巣箱作りは終了です。巣箱の後は、捕殺器の作成が待っています。


↑気温が上がり始め活動を開始し始めた蜜蜂の様子。蜜蜂の羽音は本当に心地がよいです。


↑蜜蜂の様子。貯蜜と働き蜂の数は充分です。これから、産卵が進み貯蜜はどんどん減って行くので油断大敵です。


↑代用花粉を与えた巣箱内部の様子。明日からまた気温が下がるようなので、餌の量は少なめです。湿度から蜜蜂を守るため、新聞紙が湿っている場合は交換します。

風が強くなって来たので、作業はわずか1時間半で終了。思ったように進みません(T_T)。明日からはかなり気温が下がるようです。春まで後少し。頑張れ蜜蜂!!

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