山田くんの種蜂

詳細はこちらLinkIcon

山田くんの巣箱

詳細はこちらLinkIcon

2017年12月の山田くんの養蜂日記

西洋蜜蜂 今年最後の作業 巣箱完成 2017年12月28日

作業内容:巣箱作成

年内のブログの更新は今日で最後です。

本日で年内の主な作業は全て終わりです(DVDの発送は明日行います)。昨日作った胴体に底板、蓋を合わせる作業を行い、10枚箱40箱、7枚箱70箱、予定通り完成しました。


↑胴体の仕上がりを再度確認し焼印を入れます。


↑底板と胴体は2本の釘で固定してあります。輸送中に底板が外れないように38mmの長い釘を使用しています。


↑完成した巣箱の様子。110箱完成しました。1月、2月で後100箱作ります。

作業を終えた後は、作業場の大掃除を行いました。

あっという間の1年でした。昨年に引き続き多くの方にご愛顧頂き、2017年の種蜂は完売できました。これからもよりよい種蜂の育成に励みますので、2018年も宜しくお願いします。

2018年1月10日までお休みを頂きます。よいお年をお迎え下さいませ。

西洋ミツバチ 山田くんの巣箱 胴体完成 2017年12月27日

作業内容:巣箱作成


雪が降る寒い一日でした。山田くんの巣箱7枚箱の胴体が70個完成しました。


↑完成した胴体の様子。


明日、蓋と底板を取り付け完成させます

西洋蜜蜂 巣箱作り 2017年12月26日

作業内容:巣箱作り

今日は7枚箱の胴体の作成作業を行いました。


↑作成途中の胴体の様子。今年から導入したエアー釘打ち機。木目の見極めがまだできず、板をよく割ってしまいます。どのような時に割れるのか判断が付かないため、胴体部分はほぼ手で釘を打っているためペースが上がりません(T_T)

明日で胴体は完成します。予定よりも少し遅れましたが明後日には110箱完成するので、年始年末少し休めそうです。

蜜蜂 巣箱部品 到着 2017年12月25日

作業内容:巣箱作り

11月、12月で10枚箱40箱、7枚箱70箱の作成を目標に作業を行っています。残りは7枚箱30箱分の胴体の作成と、組み上げ作業が残っています。今日は4枚の板を取り付け胴体の元になる箱を作成しました。

夕方、1月、2月で作成する7枚箱100箱の胴体の部品が到着しました。


↑到着した胴体の部品の一部の様子。


2月になると代用花粉の投与作業が待っているので、ペースを上げてできるだけ早く巣箱を完成させないといけまません。

西洋蜜蜂 見回り 盗蜜 2017年12月23日

作業内容:見回り

今日は全ての群の見回りを行いました。


↑今日の蜂場の様子。クリの葉が絨毯のように地面に敷き詰められています。この蜂場は私が理想とする環境です。蜂場には沢山のクリが植えられています。夏は日差しを遮り、暑さから蜜蜂を守り、冬は葉を落とし光が巣箱に当たり、寒さを和らげてくれます。


見回りは、巣門の様子の確認→巣箱の重さの確認の順で行います。

1箱が盗蜜で全滅。2箱が貯蜜量が少なくなっていたので蜜枠との入れ替えを行いました。

全滅した群も貯蜜量が少なくなっていた群もダニの寄生の被害を受けた群です。ダニの被害を受けると群のバランスが崩れ、盗蜜にあったり、貯蜜が短期間で底をついたりします。

ダニは非常に厄介です。来年は今年以上に雄ダニトラップ法を徹底します。

西洋蜜蜂 出張メンテナンス 冬至のダニ対策 2017年12月22日

作業内容:出張メンテナンス

加山興業様から『奇形の働き蜂が捨て続けられるから見て欲しい』とご依頼を頂き、メンテナンスに伺いました。


↑メンテナンスを行わせて頂いた巣箱の様子。

メンテナンスに伺う10日程前に、シュウ酸糖液を投与して頂いていたので、まずは底板にどれだけのダニが死んでいるのかを確認しました。

底板の上には沢山のダニが死んでいたので、シュウ酸糖液の効果が出ています。次に産卵と働き蜂の状況を確認しました。

シュウ酸糖液は、糖液がかかったダニしか死にません。そのため、蜂児が最も少ないタイミング、例えば、割り出し群は女王蜂が産卵を開始する前や冬至の頃、女王蜂の産卵が一時停止する頃、に行うのが最良です。

前回のシュウ酸糖液を投与した段階で産卵が止まっていれば、ダニの駆除は完了できているので、産卵の確認は必須です。産卵を確認すると、産卵圏は縮小していますが、有蓋蜂児は健在。さらにダニを背負っている働き蜂も居ます。

羽化不全を起こして巣房内で死んでいる働き蜂はいないので、寄生率は高くありませんが、再度駆除作業が必要な状況です。

ただし、シュウ酸を短期間で連続投与すると働き蜂が大量に死ぬことがあるので、有蓋蜂児が羽化する最長日数の12日後に再度シュウ酸糖液を投与して頂くようにお伝えしました。

気温が高ければチモールが使えるのですが、今はシュウ酸に頼るしかありません。本当にダニは厄介です。

今紹介した作業の他に、貯蜜量の確認、蜜枠の使い作業などを行いました。

西洋蜜蜂 養蜂の始め方 2017年12月21日

作業内容:巣箱作成、蜂場見学

今日は久しぶりに暖かく、蜜蜂は活発に行動していました。


↑活発に行動する蜜蜂の様子。元気な蜜蜂を見るとほっとします。

午前中は巣箱を作成し、昼からは蜂場見学に来て頂いた方に養蜂の始め方を説明させて頂きました。

養蜂を始めるにはどうすればいいのか?毎年多く頂く質問です。そこで今回は養蜂の始め方を紹介します。養蜂を始めるためには5つのステップがあります。

STEP1:仮の蜂場を決める
初めに蜂場(蜜蜂を飼育する場所)を決めます。日当たり、風通し、水はけがよい場所を選びましょう。通学路の近くや、人目に付く場所は様々なトラブルの原因となります。よく考えて蜂場を選びましょう。民家や会社の近くは糞害(洗濯物や車に糞が付くトラブル)が発生しやすいです。蜂場から100m以内は特に糞害が発生しやすいので蜂場の周りの環境をしっかりと確認しましょう。

STEP2:既存の養蜂家を調べる
仮の蜂場の2km圏内に養蜂家がいないかどうかを、市役所などで確認します。既存の養蜂家がいる場合、巣箱の設置ができない場合があります。飼育群数によっては、既存の養蜂家が許可してくれる場合もあります。


STEP3:農薬の散布を調べる
蜂場の2km圏内に農薬を散布される場所(水田、果樹園、ゴルフ場)などがないかを調べます。農薬が散布される場合は、飼育は難しいです。

STEP4:蜂場を決定する
既存の養蜂が居ない、農薬も散布されない場合は、蜂場決定です。

STEP5:飼育届けを提出する
自分の土地の場合は、蜜蜂飼育届けのみを、他人が所有する土地を借りる場合は、飼育届け+土地の使用承諾書を市役所に提出します。飼育届けは蜜蜂を飼育する予定日から2ヶ月以上前に出す必要があります。

以上が5つのステップの説明です。参考にして下さい。

西洋蜜蜂 冬囲い 完了 2017年12月15日

作業内容:巣箱作成、冬囲い


本日行った作業は、巣箱の作成と冬囲いです。


巣箱作りは、10枚箱の作成を終え、現在7枚箱の作成を行っています。



↑完成した10枚箱の様子。



↑7枚箱の作成の様子。現在は胴体の組み上げです。各部品の釘位置に印を付けてから組み上げます。


巣箱を作った後は、冬囲いの作業です。エコポカプチの調達に時間がかかっため、本日やっと作業が終わりました。今年の冬はかなり寒くなるようなので、昨年とは違い、2階建ての1階もしっかりと冬囲いしました。



↑2階建ての冬囲いの様子。1階も断熱材を取り付けました。2階の巣門は閉め、養生用テープで隙間を埋めました。

これで主な外作業は終わりました。後は巣箱の清掃、巣礎枠の処理、巣箱作成のみです。今年も後少し。年内に終われるように頑張ります。

西洋蜜蜂 エコポカプチ加工 2017年12月2日

作業:内検、エコポカ加工

午前中は気温が高かったので、巣箱内部の寒さ対策と捕殺器の回収を行いました。寒さ対策は予定より大幅に遅れていて、後2日程かかります(T_T)


↑倉庫に片付けた捕殺器の様子。

外作業の後は、エコポカプチの加工を行いました。


↑加工中のエコポカプチの様子。幅1.8mのエコポカプチを折り返し2重にしています。

来週から気温が一気に下がるようです。明日からは作業のペースを上げて早めに対策を終えるようにします。

西洋蜜蜂 ボリジ 2017年12月1日

作業内容:巣箱作成

今日の主な作業は巣箱の作成です。現在は7枚箱の蓋を作っています。


↑手前が完成した7枚箱の蓋と底板。奥は10枚箱の底板と蓋。

蓋作りが一番苦手です。板厚は1.5cmありますが、釘打ち機が少しでも傾くと簡単に釘が外に飛び出してしまいます。釘打ち機に水平器を取り付け傾きには気をつけていますが、それでも飛び出してしまうことがあります。

巣箱の制作は順調で12月25日までには110箱完成できそうです。

全ての作業を終えた後に、ボリジが届きました。


↑届いたボリジの様子。葉が大き方が通常のボリジ。歯の小さい方はクリーピングボリジ。背が低く、夏にも強いそうです。

今回届いたボリジを畑に植えれば、今年の畑作業は終わりです。今年はしっかりとマルチを施したので来年が楽しみです。

お知らせ