2020年 4月の山田くんの養蜂日記


Bee Life,Be Happy!! 蜜蜂と暮らして幸せになろうをコンセプトに私は蜜蜂の育成を行っています。養蜂日記では、育成の様子、蜜蜂の状態、蜜源植物の開花の様子などを紹介します。蜜蜂の生態の不思議さや面白さ、素晴らしさ、蜜蜂が教えてくれる四季の移ろい、自然の美しさなどもお伝えできればと思っています。※新王群のご予約は現在受付中です。

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西洋ミツバチ 電気柵に守られて 21年4月26日

【主な作業:出荷、内検、草刈、見回り】

出荷ため蜂場に到着。到着したら車から降りる前に熊の確認。電気柵の様子だけでなく、周りの木の上まで入念に確認。次にラジオを最大ボリュームでかけて、電気柵の電源を切って作業開始となりますが、どこかでパチパチと漏電している音がします。


↑動物が触れ、外側の下段のワイヤーが外れていました。電気柵のおかげで被害は無し。ワイヤーが草に触れていたので夕方草を刈りました。

出荷の作業の前に念のため全ての蜂場を見回り。問題は無し。やっと出荷作業が始められます。


↑勢い充分。


↑産卵も◎。


↑産卵枠と雄房のある巣碑枠にシールを張って


↑女王蜂の確認と最後の挨拶をして


↑巣碑枠を新品の箱に移動させ釘で固定して準備は完了

西洋ミツバチ ついにやって着ました 21年4月25日

【主な作業:出荷、内検】

4月は蜂場がもっとも色鮮やかです。


↑満開のクリムゾンクローバー。蜜蜂は大好きです。


↑開花が始まったバラ。


↑バラに訪れる蜜蜂。蜜蜂以外にもカナブン、クマンバチなど色々な昆虫が訪れていて宴といった様子です。


↑ピンクは白よりも花が大きく、白とは違った美しさがあります。

蜜源植物の様子を見回り中に、聞き慣れた低い『ブーン』という羽音。ついき来ました。とうとう来ました。やつです。慌ててタモを取って捕殺。


↑蜂場にやって来た大スズメバチの女王蜂。女王蜂を駆除することで大スズメバチの被害を軽減できます。誘引液の設置を急がねば。

西洋ミツバチ 出荷ラストスパートへ 21年4月23日

【主な作業:出荷、内検】

昨日越冬群の出荷のご案内を送り終えました。後はお客様のご希望の配達日時に蜜蜂を届けるのみとなり、やっと出荷の終わりが見えて来ました。

終わりは見えて着ましたが、最後の群の出荷を終えるまでは気を緩めるわけには行きません。再度気合を入れて出荷のラストスパートです。

↓出荷の様子。





西洋蜜蜂 久しぶりの出荷と内検 21年4月19日

【主な作業:出荷、内検】

やっと晴れました。


↑久しぶりの好天に蜜蜂は活発に行動していました。

本日の作業は出荷と内検を行いました。

西洋ミツバチ 早く出荷したいのに 21年4月18日

【主な作業:巣箱の洗浄】

天気予報では、午前中は曇り。お客さんは今か今かと種蜂の到着を楽しみにされています。1日でも早くお届けしたい。でも、天気予報は外れ朝から雨天。出荷できません。出荷を延期させて頂き巣箱を洗いました。

西洋蜜蜂 草刈 21年4月17日

【主な作業:草刈】

早く蜜蜂をお届けするために毎日内検したい。いつでも内検できるように、準備は万全ですが、今日は雨(T_T)しかたないので、雨の中草刈を行いました。早く晴れて欲しいです。


西洋ミツバチ 便利なアイテム 4月15日

【主な作業:出荷、内検】


オープンとは言えない養蜂業界では、教えてもられることは非常に稀。先日稀なことが起きました。お客様から便利なアイテムを教えて貰った上に頂けました。ありがとうございます。アイテムに関しては後ほど紹介します。今日の主な作業は出荷と内検です。

●出荷の様子


↑巣碑枠の様子を隅から隅まで入念に確認。




↑産卵状況、蜂量共に良好です。


↑新しい巣箱に引越し。

●便利なアイテム
砂糖水を与える時に使うと便利と漏斗を送ってくれました。


↑給餌器にセットした漏斗。


↑バケツで直接よりも手元を気にしないで与えられます。

T様、本当にありがとうございます。便利なアイテムなどありましたらどんどん教えて下さい。情報をシェアしましょう。全てはミツバチのため。

西洋蜜蜂 ボリジ満開 割り出し群の内検 21年4月14日

【主な作業:内検】

今年は開花が全体的に少し早いです。


↑ウワミズ桜。この後しばらく蜜源がなくなるため、いつも開花状況を気にしています。


↑花壇でもっとも人気なのがボリジ。白でも青でも訪花量は変わらないようです。育てるの簡単。こぼれ種でどんどん増えます。


↑強風でしたが蜜蜂も活発に行動していました。

本日は割り出し群の内検。女王蜂が羽化しているかを確認し、羽化済みの場合は王台を除去します。王台が作られるタイミングによりますが、未交尾で分蜂を起こすことがあるため、羽化確認は必須です。

西洋蜜蜂 どんどん出荷 21年4月6日

【主な作業:出荷、内検】

今日も出荷です。


↑蜜蜂はどんどん伸びています。冬の寒さ飢えに耐えた蜜蜂は春を迎えると命が爆ぜるようにもの凄い勢いで行動します。命を繋ぐそのために、明日が来るようにと祈る前に、この瞬間に全てを置いていく蜜蜂の生き様は潔く、粋です。

出荷の作業の様子です。

山田くんの巣箱10枚箱をご希望頂けました。ありがとうございます。


↑産卵状況、働き蜂の状態などを確認しながら新しい巣箱に巣碑枠を移動させます。出荷の作業では釘を打ちます。この時は流石に蜜蜂は怒るので手袋をしています。











↑巣碑枠を映し終えた後の巣箱内部の様子。


↑雄房がある巣碑枠には色シール。卵がある巣碑枠にはラと書いたシールが貼ってあります。女王蜂が見つからない、居ないのではないかとお問合せを毎年頂きます。女王蜂が居ない場合は卵の産み付けられた房を変成王台に加工します。女王蜂が見つからない場合は、ラと書いてある巣碑枠を暫く観察して下さい。


↑夕方働き蜂が帰って来たら巣門を閉めてクロネコヤマトさんまで届けます。



西洋蜜蜂 うなる蜜蜂 21年4月3日

【主な作業:出荷、内検】

蜜蜂には機嫌があります。曇り、低温、お腹が減っている時などは機嫌が悪く、内検がしにくいです。今日は曇り。蜜蜂の機嫌は悪いですが、こういう天候だと流蜜が太くなるため蜜蜂はうなりをあげているかのように活発に行動していました。

↓満開のニワウメ。桜もそろそろ終わりそうです。





↑桜が太く流蜜しているようです。巣門は大渋滞。

出荷の準備を終え、内検開始。1箱ずつ丁寧に内検する予定でしたが、1箱目でその予定は終わりました。


↑大爆発が起きていました。給餌器を乗り越え、外側の巣碑枠も乗り越え、自然巣を作っています。丁寧な内検では追いつけないので、巣礎枠の追加を優先することにしました。


↑どんどん巣箱を開け、自然巣を切り取り、巣礎枠を追加しました。


↑夕方になり働き蜂が巣箱に帰ったのを確認し巣門を閉じて出荷。

西洋蜜蜂 3回目のフソ病検査 21年4月2日

【主な作業:フソ病、内検、出荷】

フソ病検査を受けてから、出荷の準備、内検の順で作業しました。越冬群のフソ病検査は本日で終了しました。蜜蜂の状態が整い次第、どんどん出荷していきます。


↑フソ病検査の時、蓋に作られた自然巣に居る女王蜂。


↑出荷直前の巣箱の様子。働き蜂が全て戻り次第巣門を閉めて出荷です。

4月の飼育のポイント

キーワード『増勢
桜などが開花する4月は蜜蜂の勢が増し群が大きくなり始めるとても大切な時期で、群がスムーズに大きくなれるようにサポートすることが非常に重要です。増勢に関して詳しく説明します。

山田くんの養蜂講座 第4章 増勢①・・・詳細はこちら
山田くんの養蜂講座 第4-2章 増勢②・・・詳細はこちら
山田くんの養蜂講座 第4-3章 増勢③・・・詳細はこちら