2019年5月の山田くんの養蜂日記
私は、健康、温和、多産にこだわり種蜂の育成を行っています。弊社の種蜂をご購入頂いお客さんを笑顔にしたい!種蜂なら山田くんの養蜂場と言われたい!そんな想いを抱きながら毎日の作業に励んでいます。山田くんの種蜂(西洋蜜蜂)育成日記ではその様子を紹介します。
西洋蜜蜂 出荷作業 2019年5月31日
作業内容:出荷作業
本日は昼から雨が降ったので出荷作業のみを行いました。
新王群は4枚群+盛りかけの巣礎枠1枚という構成なので、5枚目の巣を盛り始めた時点でダニの寄生率、産卵の状態、女王蜂の状態を確認し、問題ない場合は出荷となります。
↑ダニの寄生は粉砂糖法で確認。
↑新王群の出荷の様子。産卵は非常に美しいです。
西洋蜜蜂 新王群の育成 2019年5月23日
作業内容:内検査
今年はカリステモンの花付きが非常によく沢山の蜜蜂が訪れています。
↑満開のカリステモン。
↑青い空に赤い花が映えます。
フソ病検査済み証明書が発行され次第出荷という状態になっています。現在は新王群の育成から始め、親群の育成という流れで作業を行っています。
●新王群の育成
新王群の育成では、王台の整理、女王蜂の羽化の確認、交尾飛行に成功したか否かの確認などを行っています。
↑羽化した王台の様子。綺麗に蓋を噛み切り女王蜂は羽化します。
↑未交尾の女王蜂。未交尾の女王蜂を見つけるのは慣れるまでは大変です。
●親の育成
親の育成では、巣碑枠の追加、王台の除去、割り出しなどを行います。
↑割り出しの様子。10枚群は基本的に3枚群を2箱割り出します。
●その他の作業
その他の作業として採蜜群の内検があります。内検ではダニの駆除、王台の除去、貯蜜量の確認などを行います。
↑切り取った雄房。断面の様子からダニの寄生率を確認します。
↑雄房を切り取るために、巣門の前に振るい落とした働き蜂が巣箱に戻る様子。
上記写真を見て気付かれたと思いますが、巣箱を間違え横の巣箱に入ろうとしています。
↑巣箱を間違える働き蜂の様子。蜜蜂は巣箱を間違えやすいので、私は必ず巣門が互い違いになるように並べています。
もし巣門を揃えて並べていたら、多くの働き蜂が隣に入ってしまいます。その結果、病気やダニが蔓延します。巣箱をどのように並べるのか、その大切さを再認識しました。
西洋蜜蜂 新王群のフソ病検査1回目 2019年5月20日
作業内容:フソ病検査
本日は新王群の1回目のフソ病検査です。
↑フソ病検査の様子。問題なく検査は終了しました。
フソ病検査済み証明書は5~7日後に発行されますので、発行され次第ご予約順(前払い入金済み→代金引換)にて発送致します。
フソ病検査後は、風が強く巣箱を開けての作業は諦めて明日の雨に備え屋根を設置して歩きました。
↑歩いている最中に開花しているハンニチバナを発見。開花時間はわずか半日ですが、かなり多くの花粉が出ると聞いたので蜂場に植えました。今日は訪花は確認できませんでした。蜂は来てくれるでしょうか?楽しみです。
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