山田くんの種蜂

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山田くんの巣箱

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2020年3月の山田くんの養蜂日記


私は、多産、温和、安心安全にこだわり種蜂の育成を行っています。弊社の種蜂をご購入頂いたお客さんを笑顔にしたい!種蜂なら山田くんの養蜂場と言われたい!そんな想いを抱きながら毎日の作業に励んでいます。山田くんの育成日記ではその様子を紹介します。

2020年3月8日現在、新王群共にご予約を受け付けています。

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西洋ミツバチ 進まない内検 2020年3月30日

主な作業:貯蜜確認

今日も天候がよくないです。木蓮、ボケが満開ですが、訪花は見られず。


↑紫色の木蓮。気温が高い日に沢山のミツバチが訪れます。


↑ボケも満開。春の大切な蜜源です。


↑本日の蜂場の様子。気温が低く、曇りのため蜜蜂は巣箱でじっとしています。


↑時より出かける蜜蜂もいますが、今日は巣箱で待機のようです。

3月になってから天候が良くないです。巣箱を開けられた日は本当に少なく、内検が進んでいません。今は雄房を切り取りダニの寄生率を下げたり、代用花粉を与え建勢の下支えをする大切な時期ですが、天候が悪いのは仕方ありません。

自分のやりたいことばかりに気を取られると、また餓死を起こしてしまいます。低温、強風、雨の日は蜜蜂は餌を集められずお腹を空かせているので、貯蜜の確認は欠かせません。ということで、今日は内検の代わりに貯蜜の確認を行いました。

西洋蜜蜂 1回目のフソ病検査 2020年3月22日

主な作業:フソ病検査、貯蜜確認

蜂場ではコブシが満開で、沢山の蜜蜂が訪れていました。


↑満開のコブシ。毎年蕾の時に鳥に食べられしまい、満開になることは稀です。今年は鳥が居ないのか蕾が食べられず、見事な姿になりました。

午前中:フソ病検査

今日は強風が予想され、1回目のフソ病検査を無事検査を終えられるか非常に心配でしたが、風が強くなる前に何とか終えることができました。全群陰性でした。

越冬群の出荷時期ですが、4月初旬からとなりそうです。今年は暖冬の影響などで蜜蜂の成育が例年よりも少し遅いです。最近になりやっと状態が良くなり、勢いが出始めました。少しでも早く届けて欲しいという気持ちは充分、分わかっています。なるべく早くお届けできるように毎日頑張っています。

出荷の準備ができましたら随時ご案内致しますので、今しばらくお待ち下さいませ。尚、個別の発送時期に関するお問合せには回答できません。ご了承下さい。

午後から:貯蜜の確認と給餌


恥ずかしい上に悲しいことですが、先日1群を餓死させました。今年は貯蜜状態が悪く、給餌が欠かせない状況なのに、3月を過ぎ暖地サクランボやサンシュユなどが開花し、油断してしまいました。低温、強風、雨で思ったように内検ができず、気が付けば2週間の間隔が空いていました。例年なら問題ない間隔ですが、今年は駄目でした。

餓死は防げる数少ない死因です。やってはいけないことです。雨でも低温でも強風でも貯蜜の確認はできました。例年の間隔に囚われ、大丈夫と勘違いし1群殺してしまいました。

常識とは未来への偏見である!昨日まで通用した事は今日は通用しない!蜜蜂の命から学んだ貴重な教訓です。

ということで、1週間に1度は必ず貯蜜量を確認するようにしたので、昼からは貯蜜の確認を行いました。

西洋ミツバチ 越冬群の講習会 2020年3月23日

主な作業:講習会

今日は越冬群のご購入者を対象とした講習会を開催いたしました。キャンセルが相次ぎ1名での開催となりました。

講習会では、蜜蜂が届くまでの準備の行い方から、到着してからの流れ、ダニの駆除方法などを詳しく紹介させて頂きました。







参加して頂いたN様から講習会後に、参加して良かった!種蜂が到着するのがより楽しみになりましたと言って貰えたので、非常に嬉しかったです。

西洋蜜蜂 1回目の内検終了 2020年3月12日

主な作業:内検

今日でやっと全ての群の1回目の内検が終わりました。3月初旬の悪天の影響で、1周するのに思ったよりもかかりました。

今日も晴天。花桃が開花し始め、早速蜜蜂が訪れていました。


↑開花し始めた赤い花桃。


↑早速訪花する蜜蜂。


↑ピンクの花桃。花桃は育てるのが難しくないので、お勧めです。


↑今日の蜜蜂の様子。色とりどりの花粉をつけて帰って来ます。


↑ナサノフ腺からフェロモンを出し、仲間を誘導します。

風が強かったので、貯蜜の確認(少ない群は砂糖水を与える)、代用花粉の投与のみを行いました。

作業のために断熱材を取り除くと、断熱材にバッタが付いて驚きました。


↑バッタは生きています。普通は寒さで死んでしまうのですが、暖冬の影響でしょうか?生きていました。


↑圧縮作業は行わず、餌を与えた巣箱内部の様子。

今日で全群の様子が確認できました。越冬率は85%。90%を割ってしまいました。全滅した原因でもっとも多かったのがダニです。今年はさらにダニ駆除をしっかりと行う必要があります。

西洋蜜蜂 初妙桜満開 2020年3月9日

主な作業:内検

初妙桜が満開で、多くの蜜蜂が訪れていました。


↑満開の初妙桜。ソメイヨシノに比べるとかなり早く開花します。春の貴重かつ重要な蜜源植物。

↑訪花する蜜蜂。

今日も代用花粉を与える作業です。気温が上がり、桜やサンシュユなどが開花し蜜源の枯渇か解消され、群に勢いが出始めました。


↑勢いが出てくると蜜蜂は新聞紙を食い破ります。


↑慎重に新聞紙を取り除き、


↑巣碑枠を1枚ずつ取り出し、状況を確認します。


↑産卵の様子、貯蜜の状況、女王蜂の有無を確認します。


↑貯蜜が少ない場合は砂糖水を与えます。


↑新聞紙を交換し、蓋を閉めたら作業は終わりです。

西洋蜜蜂 ダニの駆除開始 2020年3月7日

主な作業:内検

今日は久しぶりに内検が出来ました。久しぶりに内検が出来ると思うと朝から気が高ぶり過ぎたので、気温が上がるまではラベンダーを植えて気持ちを落ち着かせました。


↑ラベンダーを蜂場の入り口に植えました。


↑今回は暑さ、寒さ共に強いラバンディン系を植えました。今まではストエスカ系しか育て方ことがないので、どれくらいの訪花があるのか不安でもあり、楽しみでもあります。

気温が上がって来たら内検です。子供の記念樹の花桃、暖地サンランボに蜜蜂が訪れていました。


↑開花した暖地サクランボ。蜂場にある3本の暖地サンランボの中で、この木だけ早く咲きます。


↑訪花する働き蜂。

↑訪花する働き蜂。



↑花桃に訪れる蜜蜂。花が開ききっていないのに、匂いにつられてたのでしょうか?一生懸命生きる姿がとても愛おしいです。


↑今日の蜜蜂の様子。とても活発でした。

現在の内検の主な目的は状況確認と代用花粉の投入です。


↑圧縮して代用花粉を与えた巣箱内部の様子。

巣碑枠の状況を確認していたら、蓋掛けされた雄房がありました。これからはダニの駆除(雄房の撤去)も作業に加わります。


↑大きく盛り上がったのが雄房です。雄房は切除し、ダニの寄生状況を確認します。寄生率が高い場合は薬を投与します。


↑作業後巣門の前が汚れている場合は、掃除を行いました。


↑綺麗になった巣門の様子。※ブロックの前の草は後日刈ります。群の異常は巣門に現れるので、常に巣門の周りは綺麗にしておくことが大切です。

西洋ミツバチ アカシアミモザ 開花 2020年3月6日

主な作業:草刈、給餌

今日は風が強く巣箱は開けられませんでした。悪天候が続き、内検が出来ません(T_T)。午前中は草刈。昼からは貯蜜の確認、少ない群には砂糖水を与えました。

お昼を過ぎる頃になると気温が上がり、蜜蜂は活発に行動していました。

↓アカシアミモザに訪花する蜜蜂の様子。




西洋ミツバチ 草刈 2020年3月5日

主な作業:草刈、基礎張り。

今日は雨。内検したい・・・。落ち込んでいても仕方ありません。出来ること、やる事は沢山あります。一つ一つを大切に全力で取り組むのみです。

ということで今日は草を刈り、使用していない台や屋根を集めました。


↑草刈を終えた蜂場の様子。健康な蜜蜂は美しい蜂場からです。見渡しも風通りもよくなりました。

西洋蜜蜂 水没対策 2020年3月3日

主な作業:水没対策

今日は昨年巣箱が水に浸かってしまった蜂場の水はけをよくする工事を行いました。重機を使い、蜂場の四方に水路を切ってもらいました。私は、泥に埋まったU字溝の泥の撤去作業を行いました。


↑泥に埋まったU字溝の様子。どこに溝があるのか分からない程、泥に埋まっていました。簡単に撤去できると思っていましたが、泥の中には大きな石が含まれていてスコップが入らず、作業は大変でした。


↑泥を撤去した後のU字溝の様子。


↑重機で掘ってもらった溝の様子。

多分これで水没の恐れはなくなりました。後は草を刈り、電気柵を設置します。

西洋蜜蜂 代用花粉投入開始 2020年3月1日

主な作業:代用花粉の投入

3月になりました。本格的な内検の開始です。今日は、蜂を混ませる作業と代用花粉を与える作業を行いました。

先日購入したミツバチの飼い方という本に建勢時は蜂をとにかく混ませることとありました。混ませることは毎年やっていたことですが、本の写真を見るとかなりの高密度まで蜂を混ませていてたので驚きました。高密度の方が後の伸びが良いとのこと。1日でも早くお届けできるようになりたいので、今年からは高密度に混ませることにしました。


↑混ませる前の巣箱内部の様子。


↑働き蜂の薄い巣碑枠を給餌器の外側に移動させます。


↑混ませた後に代用花粉を与えた巣箱内部の様子。


このように、1日で早くお届けできるように蜜蜂と共に頑張っていますので、今しばらくお待ちくださいませ。

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