山田くんの種蜂

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山田くんの巣箱

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2018年12月の山田くんの養蜂日記


私は、健康、温和、多産にこだわり種蜂の育成を行っています。弊社の種蜂をご購入頂いお客さんを笑顔にしたい!種蜂なら山田くんの養蜂場と言われたい!そんな想いを抱きながら毎日の作業に励んでいます。山田くんの種蜂(西洋蜜蜂)育成日記ではその様子を紹介します。

西洋蜜蜂 下穴の確認と蓋作り 2018年12月28日

作業内容:巣箱作成

一気に寒くなり、朝うっすらと雪が積もっていました。昨日作ったジグの穴位置が正しいかを確認することから始めました。


↑完成した底板の様子。釘の間隔は綺麗です。1つのジグの穴位置がおかしく、再度作り直しました(T_T)何個目~!!

穴位置を確認した後は、搬入された部品の仕分けと、巣箱の蓋を作るための穴あけ作業を行いました。


↑棚に仕分けされた部品の様子。まずは蓋の枠を作るので下穴を開けます。

全ての作業を終えた後は、DVDを発送しました。弊社の種蜂には初回購入特典として養蜂入門編のDVDが付いています。初めて養蜂を行なう方向けで6つの基本を、出来る限り分かりやすく具体的に解説しています。

私は養蜂を始めてからの4年間は越冬できず、多くの蜜蜂を犠牲にしてしまいました。全滅している蜜蜂を見るのはとても辛いです。あの辛さを味わう人が1人でも減って欲しい、そんな願いと、蜜蜂が命を賭して教えてくれた事を決して無駄にしないから安らかに眠って欲しいという鎮魂の意味を込めてDVDを作成しました。最後までご覧頂けましたら幸いです。

西洋蜜蜂 部品搬入 2018年12月27日

作業内容:巣箱の搬入、巣箱片付け、ジグの作成

明日から一気に寒くなるとの予報。外作業は今日中に終えねばと気合を入れ、巣箱の片付け作業からスタートです。


↑倉庫に片付けた巣箱の様子。巣箱は使用する前にガスバーナーとオゾン水で除菌します。

巣箱を片付けた後は、巣箱部品を搬入して貰いました。7枚箱90箱分です。


↑搬入された巣箱の部品の様子。部品の仕分け、下穴を開けてから組み上げて行きます。

搬入後は治具(ジグ)の作成。治具(ジグ)とは機械工作を行う時に、刃物や工具を加工物の正しい位置に導くために用いる補助工具です。※木工作でも治具と言っていいのか分かりません。

前回作った治具は穴が大き過ぎるため下穴を開けるキリがぶれて、下穴が数mmずれる不具合が生じていたので、解消のため作り直しました。エアーの釘打ち機用の下穴は非常に難しいです。明日穴位置が正しいか確認します。

西洋蜜蜂 巣箱洗浄 2018年12月26日

作業内容:巣箱の洗浄、引き上げ作業

巣箱の洗浄と今年で引上げる蜂場からブロックの引き上げ作業を行いました。

今回洗浄した巣箱は、女王蜂の産卵が異常を起こし、秋の末期に全滅してしまった群で使用していた物です。

6月末に割り出した群は、7月上旬の長雨と高温などの影響で産卵が異常が発生しやすかったです。来年はもっと早い時期に割り出しを終えられるようにします。


↑洗い終えた巣箱。しっかり乾燥させてから倉庫に片付けます。

巣箱の洗浄の後は、ブロックの引き上げ作業です。


↑草を刈り、ブロックを引上げた蜂場。この蜂場は糞害が起きてしまったため、引上げることになりました。養蜂でもっとも難しいのは、場所の確保です。人家が近いと糞害、水田、果樹園、ゴルフ場が近いと農薬の被害、山奥に行けば採算の悪化及び、熊などの獣害。あんきにできる場所は本当に少ないです。新しい場所の開拓が必要です。

西洋蜜蜂 2階建ての防寒強化 2018年12月25日

作業内容:2階建ての防寒強化

今日は2階建ての防寒を強化する作業を行いました。今までは仮の防寒として2回部分だけにエコポカが装着されていました。保温性を向上させるため、巣門を狭くし、1階部分にもエコポカを取り付けました。


↑防寒強化を終えた2階建ての様子。巣門部分はダンボールで防寒しています。エコポカを使用すると、エコポカの中に蜂が迷い込んでしまうため、巣門部分はダンボールで防寒です。


↑2階部分の巣門を活用している群は、3cmほどの窓を開けいます。

西洋蜜蜂 巣門縮小 2018年12月24日

作業内容:巣門の縮小

本日は寒風が巣箱に入りにくくするため、巣門を狭くする作業を行いました。山田くんの巣箱は巣門の幅を調整する板が付いているので簡単に調整が出来ます。


↑キリを使い、巣門の左右にある棒を下げ巣門を狭くします。


↑巣門を狭くした山田くんの巣箱7枚タイプの様子。棒は伸縮するので思った通りの幅に簡単に調整できます。


↑巣門を狭くした山田くんの巣箱10枚タイプの様子。10枚タイプは棒が伸びないので、巣門をより狭くする場合は、画面に映っている板を使用します。※板はセットで付いています。


↑従来型の巣箱は木材を活用し狭くします。

西洋蜜蜂 捕殺器 片付け完了 2018年12月23日

作業内容:捕殺器の片付け

洗い終わった捕殺器を倉庫に片付けました。


↑倉庫に片付けた捕殺器の様子。大きな仕事が1つ片付きました。

西洋蜜蜂 シュウ酸 2018年12月21日

作業内容:捕殺器片付け、給餌、アピバールの撤去

本日は気温が12度を上回るとの予報で、12度を超えるのは今日で今年最後となります。今日は非常に重要な1日となります。ずっと前から準備していました。


↑気温が上がり、活発に飛び回る働き蜂の様子。

本日のもっとも重要な作業はシュウ酸糖液の投与です。巣門の様子からダニの寄生が疑われる群が数群見つかったのでシュウ酸糖液での駆除を試みました。


↑ダニの寄生が疑われる群の巣門の様子。奇形の働き蜂が死んでいます。


↑シュウ酸糖液は人肌程に温めてから使用します。

シュウ酸糖液は、有蓋蜂児の中のダニは殺せないので、蜂児が少ない時期に行わないと効果が限定されてしまいます。この時期は産卵が一時停止している群が多いのでシュウ酸糖液の使用に最適です。

冬にシュウ酸を使用するのは初めてです。どのような結果が得られるのでしょうか?非常に楽しみです。違う結果は違う行動から!!

 西洋ミツバチ エコポカ 加工 2018年12月18日

作業内容:エコポカ装着、加工

本日もエコポカ装着作業です。


↑装着が終わった巣箱の様子。

昨年よりも群数が増えたので加工済みのエコポカが足りなくました。装着作業の後、加工作業を行いました。


↑巣箱の横幅に合わせ裁断したエコポカ。※写真のエコポカの長さは1,800です。エコポカの加工は簡単です。巣箱の横幅に合わせ裁断。2つに折り曲げ、巣箱の形に合わせホチキスやテープで止めて完成です。

 蜜蜂 エコポカ装着、巣箱出荷作業 2018年12月17日

作業内容:エコポカ装着。7枚箱仕上げ。

今日は気温が高く、ミツバチは活発に行動していました。


↑激しく出入りする働き蜂の様子。蜂場には羽音が溢れていました。久しぶりの羽音に癒されました。


↑屋根で一休み中の働き蜂。毛づくろいなどをしていてとても可愛いです。『寒くなる前に帰るんだよ』


↑羽音が溢れる蜂場の様子。写真では見えにくいですが、非常に沢山のミツバチが飛び回っています。

本日はエコポカ装着作業と7枚箱の仕上げ作業と出荷です。


↑胴体に底板、蓋を取り付け完成した7枚箱の様子。部品を作り直してもらっている数箱を残し前半の110箱が完成。1~2月で7枚箱を90個、捕殺器を30個作り、大工作業は終了となります。

全ての作業を終えた後にご注文頂いていた巣箱を出荷致しました。山田くんの巣箱7枚、10枚ともに在庫あります。

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西洋ミツバチ 防寒対策 エコポカ装着 開始 2018年 12月15日

作業内容:エコポカの装着

最高気温が12度以下になり始めたので、防寒対策として巣箱にエコポカの装着を開始しました。群数が多いので毎日少しずつ装着して行きます。


↑エコポカを装着した巣箱の様子。加山興業さんの防寒対策を紹介した後なので、とてもいい加減に見てます(T_T)。数が多いから、これが限界です・・・。

本当は屋根は無い方が良いです。弊社蜂場は一番寒い時期でもー2度前後なので、保温ではなく防風対策がメインのため写真のような形状になっています。

全群にエコポカを装着したら巣門を狭めて越冬の準備は完成となります。

西洋蜜蜂 出張メンテナンス 2018年12月13日  

作業内容:出張メンテナンス

加山興業様に出張メンテナンスでお邪魔しました。冬の間の管理のポイント、巣碑枠と働き蜂のバランスが良いか見て欲しいと依頼を頂きました。ありがとうございます。


↑まずは巣門の様子から確認します。温かい地域なので産卵が止まっておらず、花粉が巣箱に運び込まれていました。

全群調子がよく、もっとも健康な群は18枚満群と非常に素晴らしい状態でした。来春がとても楽しみです。

加山興業様の防寒対策が完璧だったので写真で紹介させて頂きます。


↑もっとも状態がよい群。断熱材の巻きつけは完璧です。巣門の周りに隙間が無いので、働き蜂が断熱材の間に入ってしまうのを防げます。断熱材をしたまま蓋が開けられる構造になっています。

西洋ミツバチ 7枚箱組み立て 2018年11月11日

作業内容:巣箱の組み立て

本日は7枚箱の組み立て作業です。胴体の元となる箱に換気窓を塞ぐ板、ハチマキ、袴を取り付け胴体を作ります。


↑完成した7枚箱の胴体の様子。

西洋蜜蜂 種蜂 注文受付け開始、貯蜜確認、巣箱作成 2018年12月10日

作業内容:見回り、巣箱作成

時の流れは本当に早いです。今年も残りわずかになりました。本日から 種蜂のご注文の受付けを開始させて頂きました。初日から多くのご注文を頂いていてとても嬉しいです。本当にありがとうございます。ご縁がありましたら、私が愛情いっぱい、持てる物全てを込めて育てている蜜蜂、飼育して見て下さい。


本日の作業は、貯蜜量の確認と巣箱作りです。全ての群の貯蜜量を巣箱の重さから推測します。また、巣門の様子も合わせて確認します。


↑耐寒性が強い群の巣門の様子。活発に行動しています。群によって耐寒性はバラバラで、活動域は2~3度程違うように感じています。全ての群貯蜜は充分でした。次の確認は7~10日後です。

貯蜜の確認と一緒に蜜源植物の様子も確認します。蜜源の様子を見て歩くのは非常に楽しいです。蜜源植物には、来年こそ花を咲かせて。枯れるな頑張れ。トチ、もう15年になるからそろそろ咲いてよ。うちの子(蜜蜂)を助けてね。などと声をかけます。全て自分で植えたので、自分の子供のように可愛いです。



↑こぼれ種のボリジ。ここまで大きくなりました。数株は花が咲いています。ボリジは本来多年草ですが、夏の暑さに弱く枯れてしまいます。


↑ストロベリーツリーが開花しています。気温が高い日には訪花が見られます。


↑綺麗に紅葉したツルウメモドキ。良質の蜜を吹いてくれます。


↑夏の期待の星。ディエルビラ、ハニービー。3株の内、2株が残りました。今年は開花したものの蜜蜂の姿は無かったです。1~2m程に成長するとのこと。早く大きくなって欲しいです。

このように花が咲いていなくても蜜源植物の様子を見て歩くことは非常に楽しく、気分は一気に春です!!

貯蜜を確認し終えた後は、巣箱作りです。現在は7枚箱の組み立て作業中です。


↑組み立てた山田くんの巣箱7枚タイプ。本日から巣箱の販売も再開しました。継箱にもなる!1つ2役。蜜蜂と養蜂家に優しい山田くんの巣箱。一度試して見て下さい。近日中に山田くんの巣箱の解説動画を撮影する予定です。

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