2022年10月の山田くんの養蜂日記


Bee Life,Be Happy!! 

10月になりました。今年も後3ヶ月。10月中に越冬の準備を終えます。今月も全力で頑張ります!!10月中旬までは種蜂発送可能です。現在ご注文受付中です。

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セイヨウみつばち 給餌 10月25日

【主な作業:ハーブ土植え、見回り、内検】

朝の気温が低くなった。気温が上がるまでは畑仕事。今日はキャットミントとチャイブを植えた。10月中に全ての苗を植え終えたいが無理ぽい。ラベンダーは鉢植えでの管理に変更になりそう。

畑仕事の後は、見回りと内検。スズメバチの襲撃はなく一安心。アワダチソウの流蜜が細いので後一歩整わない群がちらほら。砂糖水を2L与えた。これで整うはず。

西洋ミツバチ 巣箱引取り 10月24日

【主な作業:見回り、巣箱引取り、内検】

畑仕事からスタート。アガスターシャが終わったので今日からキャットミント。キャットミントの後は、チャイブ、カラミンサ、カリオプテリス、ラベンダーセージ、ラベンダーが待っている。計60株。気温が下がって来ているので急がねば。

畑仕事の後は、巣箱の引取り。体調を崩し養蜂が出来なくなったから巣箱を引き取って欲しいとのご縁を頂いた。ありがとうございます。


↑引取った巣箱。巣箱からミツバチに深い愛情を注いでみえたことが伝わる。物が使い捨てになってしまっている時代。魂まで使い捨てにしないように気をつけたい。

巣箱の引取りの後は内検。アワダチソウの流蜜が細い!!後一歩足りないから砂糖水でカバー。






↑砂糖水を与えると直に飲みに来た。


セイヨウミツバチ 出張メンテナンス 10月23日

【主な作業:見回り、出張メンテナンス、内検】

気温が上がるまではハーブ畑で作業。アガスターシャ70株をやっと植え終わった。畑作業を終えた後は見回り。

蜂の様子と一緒に預けた種が発芽しているか否かを確認。


↑クローバー無事発芽。


↑ヘアリーベッチも無事発芽。種から芽が出る様子は何度見ても感動する。健康に育ってうちの子を助けてね。

見回りの後は、Nさんの山の蜂場に出張メンテナンス。貯蜜量の確認、越冬に向けた形の作り方などを伝えさせて頂いた。



出張の後は、内検。給餌が必要な群が少なくなって来た。8月末から約2ヶ月。ずっと給餌して来たがやっと終わりが見え始めた。


西洋蜜蜂 ハーブ畑 10月22日

【主な作業:見回り、ハーブ畑】

気温が低く、ミツバチの機嫌が悪い。貯蜜の確認を行いたいが蜜蜂に不要なストレスは与えたくない。特に気をつけたいのが低温時の無理な内検。命がけで作った熱を奪うことだけはしたくない。先を急ぐが焦りは禁物。

内検は諦め(ハーブ)畑仕事。通路に防草シートを敷きマルチを仮張り。中々手間がかかるが、草をひく時間は無いので生やさないことが重要。来年こそは美しいハーブ畑に蜂が舞って欲しい。

西洋ミツバチ アワダチソウ少し流蜜 10月21日

【主な作業:見回り、内検】

今日も貯蜜確認と給餌。アワダチソウが少しだけ流蜜。少しでも有り難い。足りない部分は砂糖水で補う。





殆どの群が1回の給餌で貯蜜が整いそう。一安心でも油断は禁物。


西洋ミツバチ 給餌 ラストスパート2 10月20日

貯蜜の確認と給餌。今日は60箱確認。仕事が終わると夕食を食べる体力さえ残っていない。オーバーペースだが、気温が下がり始めているので気合と根性でやり切るしかない!!

餓死だけは、餓死だけはさせたくない。ひもじい思いをしながら寒さに震えながら死んでいくなんて想像したくもないし耐えられない。


↑本日のミツバチの様子。産卵状態◎。貯蜜も◎。ここまでくれば一安心。


西洋蜜蜂 出張メンテナンス 10月19日

【主な作業:見回り、出張メンテナンス、内検】

大好きなカリオプテリス。現在満開。沢山のミツバチが訪花し、ハーブ畑に福音(羽音)が満ちていた。ああ幸せ。


↑耐寒性は強いと言われるが疑わしい。

越冬が近くなって来たので、越冬に向けての準備のポイントを教えて欲しい、現状を確認して欲しいとの依頼。ありがとうございます。


↑貯蜜、蜂量の確認、ダニの寄生状況の確認。越冬に向けた準備の行い方、ポイントをお伝えした。

メンテナンスの後は内検。貯蜜量を確認し、不足している場合は給餌した。






西洋ミツバチ 給餌 ラストスパート 開始 10月20日

【主な作業:見回り、内検】

アワダチソウの流蜜が細そうなので今日から全群の貯蜜状態を確認することにした。気温が低くなる前に貯蜜を整えたいので、時間との勝負。

巣箱を開け、枠を1~2枚取り出し貯蜜とお腹が空いていないのかを確認。貯蜜不足の場合や、貯蜜が有ってもお腹が空いている場合は砂糖水を与えた。

月末までには貯蜜を整えたい。



西洋ミツバチ 蜂場見学&実践講座 22年10月16日

【主な作業:見回り、蜂場見学、実践講座、給餌】

ミントバーム、ロストリンキュラが満開。


↑ミントバーム。地下けいで広がらないので安心して土植えできます。


↑今年も咲いてくれました。ありがとう。早速ミツバチが訪花していました。

午前中は蜂場見学。貴重な体験が出来たと喜んで頂けました。昼からは養蜂実践講座を行いました。



見学、講座の後は給餌です。アワダチソウが満開になりました。



今年は流蜜しないのではないかと思っていましたが、巣箱を開けるとわずかですが異臭がしました。この異臭を嗅ぐと1年の終わりと、冬の始まりを感じます。明日は雨なので雨上がりから蜜を吹いてくれると嬉しいです。

西洋蜜蜂 ヘアリーベッチ 種預け(種まき) 22年10月15日

【主な作業:見回り、給餌、種預け】

遅れに遅れていたヘアリーベッチとシロツメグサの種預け(種まき)がやっと出来ました。種を買いに行くのが遅かったので、ヘアリーベッチ以外は完売(T_T)ということで、昨年撒き残したシロツメグサとヘアリーベッチのみとなりました。しっかり育って花を咲かせて欲しいです。

西洋みつばち カラフル巣箱 22年10月14日

【主な作業:見回り、給餌、ペンキ塗り】

今日は大丈夫だろうか?そろそろ諦めて欲しいと願いながら見回りました。


↑電気柵もミツバチも無事でした。ありがとう。ありがとう。無事に朝をむかえられることがどれだけありがたいことか。

見回り、給餌を終えた後は来春からサブスクで使用する巣箱にペンキを塗りました。※サブスクとは、来春3月から6月までの期間限定でミツバチ、器具、場所をお貸しして、採蜜を目標に養蜂を体験して頂くサービスです。


↑色は5色。後の4色は巣箱が完成したらお見せします。ペンキを塗るとテンション上がります。早く組み上げたい!!

カラフル巣箱は、定飼専用設計なので換気窓などはありません。来春各色1個づつ販売します。もっと自由により楽しくをコンセプトにカラフル巣箱を広めたいです。

西洋ミツバチ 熊?再び 22年10月13日

【見回り、給餌、内検】

今日もきっと来ているだろうと緊張しながら見回りました。予想通り電気柵の一部が壊されていました。


↑昨日と同じ場所が壊されていました。でも、ミツバチは無事。よかった。本当によかった。昨日電気柵を修理しないで放置していたらミツバチはやられていました。毎日の見回りの大切さを痛感。

見回りの後は内検です。勢いが出てきて自然巣を盛ってくれている群がいました。



勢いはありますが、貯蜜は不足気味。アワダチソウは開花していますが、流蜜していないです。このまま流蜜しないで終わってしまうのか。厳しい冬の前に天然の餌をお腹いっぱい食べて欲しい。吹け、アワダチソウ!!


↑給餌用のバケツには直にミツバチが群がります。お腹が空いていることに加え、冬が到来することへの危機感が伝わって来ます。

西洋ミツバチ 熊?  22年10月12日

【主な作業:見回り、給餌】

見回りに行くと1つの蜂場の電気柵が外れていました。支柱が1本折れ、ワイヤーが外れていました。様子からして熊だと思います。ミツバチは無事だったのでよかったですが、きっと明日も来ます。直に電気柵を修理しました。

修理の後は内検。


↑10枚満群、無給餌で今日まで頑張ってくれている来春が楽しみな群の


↑女王蜂が巣碑枠の上で殺されていました。入念に観察すると卵がありません。産卵異常だから殺されてしまったのでしょうか?何で殺しちゃうの。ここまで頑張ったのに。

残った働き蜂は合同です。

沈黙の春 22年10月8日


龍の瞳の主催の沈黙の春に参加させて頂きました。レイチェルカーソンが農薬や殺虫剤などの化学物質の危険性を訴えた沈黙の春から60年。ドックランの経営者、養蜂家、農家、蛍を守る会など色々な分野の方が現状を分かりやすく紹介してくれました。



私は田んぼに使用される農薬に関して話しました。

稲を植える前に稲に散布される農薬が、稲を植えた後に水に溶け出して、その水を飲む多くの命を奪っていること知っていますか?

稲に付くカメムシやウンカを殺すために散布される農薬でカメムシ、ウンカ以外の貴重な昆虫が何万、何十万、何百万と毎年殺されていること知っていますか?

これをいつまでも続けられますか?長くは続けられません。続けられません。後戻りできなくなる前に何とかしたいけれど、一人では何もできません。解決への第1歩として大きな問題が起きていることを知って欲しいと心から願っています。


西洋みつばち 給餌三昧 22年10月3日

【主な作業:見回り、内検、給餌】

1日休みを取ったのがいつか思い出せない。大スズメバチからミツバチを守る為毎日2回の見回りが欠かせない。現時点で貯蜜状態が整っていない。ひもじい思いをさせているのが分かっているから、休もうとは思えない。でも体は限界。

後4日で全群の状態確認を終えられるからと気合と根性で作業を頑張っています。

西洋ミツバチ 秋の種蜂 出荷開始 22年10月1日

【主な作業:見回り、出荷、内検】

気温が少し高いので蒸殺が少し心配ですが、出荷を開始しました。種蜂は10月中旬までは発送可能です。


10月の飼育のポイント

キーワード『秋の建勢2
10月は9月よりも産卵が活発になります。また蜜源が豊かで、例えばセイタカアワダチソウが群生している地域では自然巣が作られます。このように10月は産卵が活発で蜜源も豊かなので、越冬に向けて群を整える非常に重要な季節です。10月の飼育で重要になる3つのポイン+1トを紹介します。

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