2021年11月の山田くんの養蜂日記


Bee Life,Be Happy!! 蜜蜂と暮らして幸せになろうをコンセプトに私は蜜蜂の育成を行っています。養蜂日記では、育成の様子、蜜蜂の状態、蜜源植物の開花の様子などを紹介します。蜜蜂の生態の不思議さや面白さ、素晴らしさ、蜜蜂が教えてくれる四季の移ろい、自然の美しさなどもお伝えできればと思っています。22年の種蜂の予約は12月10日から行います。

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西洋蜜蜂 電気柵バッテリーに交換 21年11月25日

【主な作業:バッテリー交換、見回り、巣箱作り】

朝晩の冷え込みが厳しくなって来ました。そんな中蜜蜂も蜜源植物も必死に頑張っています。

本日の蜜蜂の様子。


↑山茶花に訪花する蜜蜂。


↑中々開花してくれない宿根イソギク。


↑移植したボリジ。


↑定着し大きく育っています。

冬は日照不足になりやすく、電気柵のバッテリーが充電不足になりやすい。先日電気不足になり電池に交換していましたが、本日から天候が良くなるようなのでバッテリーに戻しました。

西洋蜜蜂 ブラックティーツリー 21年11月19日

【主な作業:見回り、巣箱作り、剪定】

本日の蜜蜂の様子。


↑暖かくなり巣門から顔を出す働き蜂。


↑とっても可愛い。癒されます。

そろそろ捕殺器を外したいのですが、大スズメバチがまだ来るので外せません。


↑粘着シートから逃げ出した大スズメバチ。憎くて殺すわけではなく、蜜蜂を守るために殺すしかないので、申し訳なく思います。

見回りと巣箱作りの後は、蜂場の蜜源植物の手入れ。今日はブラックティーツリーの選定を行いました。

ブラックティーツリー耐寒性-4度程。蜂場は年に1、2度-4、5度になることがありますが耐えられると思い植えました。しかし、冬になると必ず地上部は枯れてしまいます。


↑枯れた部分はノコギリで切りました。


↑地面の少し上から新芽が出ています。新芽を防寒する→春から夏の間に2㎡程伸びる。よし来年開花だ→冬、背が高すぎで防寒でできず→枯れる。酷い場合は新芽がでない。この繰り返しです。

耐寒性には気をつけて選んでいますが、育ててみると全然駄目ということが多いです。植物も奥が深い。

西洋ミツバチ 細葉ヒイラギナンテン 21年11月19日

【主な作業:見回り、巣箱作り】

巣箱作りの間に休憩がてら花木センターに行きました。苗を見て歩いていると、沢山の蜜蜂が訪花している植物を発見!!



↑細葉ヒイラギナンテンです。ナンテンの仲間です。ヒイラギナンテンは開花は3~4月なので注意が必要です。

以前から訪花することは知っていましたが、目の当たりにするとついつい欲しくなってしまい、連れて帰りました。

西洋ミツバチ 急がば回re 21年11月18日

【主な作業:見回り、巣箱作り】

昨日全ての蓋が完成したので今日は底板作りです。底板はエアーの釘打ち機を使って作ります。


↑エアーの釘打ち機で45mmの釘を打ち付けます。

巣箱を作り始めた頃は、効率よく作る事に強くこだわっていました。そのためエアーの釘打ち機を導入したのですが、世の中そんなにあまくありません。木目が見極められず、高頻度で板が割れてしまいました。

大工さんに相談したら、そんな簡単に木目を見極められたら大工は要らないと言われその一言で目が覚めました。巣箱作りの期間は充分あるので、無い目に頼らない。効率よりも美しく作ることがもっとも重要。

ということで、今は割れるかもしれないと感じたら、ビスを使用しています。結果、板を割ることはほぼ無くなり、全てエアーの釘打ち機に頼ろうとしていた頃より早く作れるようになりました。

急がば回れですね!!

西洋蜜蜂 7枚箱蓋作り 21年11月17日

【主な作業:見回り、巣箱作り】


昨日10枚箱の蓋が完成したので、今日は7枚箱の蓋作りです。



西洋ミツバチ 10枚箱蓋作り 21年11月16日

【主な作業:見回り、巣箱作り】


本日は10枚箱の蓋を作りました。


↑作業場の様子。天版は30mmのビスを使って枠に取り付けます。

西洋ミツバチ 続大スズメバチ 21年11月15日

【主な作業:見回り、巣箱作成、巣箱の片付け】

本日の主な作業は3つです。見回り、巣箱作り、巣箱片付け。巣箱は10枚箱の蓋の枠を作り終え、天板の取り付けに入りました。

●見回り
多分熊。電気柵が一部外れていました。電気柵ありがとう!被害無く済みました。


↑外れた電気柵のワイヤー。何が起きるか分からないので見回りと電気柵の電圧の確認は毎日必ず行います。


↑気合と鍬で耕して預けたレンゲの芽が出ました。


↑レンゲの芽。


↑粘着シートから逃げた大スズメバチ。大スズメバチの襲撃は続いています。

●巣箱の片付け。
洗浄し乾燥させた巣箱。修理が必要ない物は倉庫の中に。修理が必要な物は倉庫入り口に片付けました。


↑修理が必要な巣箱。巣箱作りが終わり次第修理です。

●その他
巣箱作りの合間に蜂場入り口にレンゲの種を預けました。


↑ラベンダーを植えてありましたが、ハーブ畑に移植し場所が空いたのでレンゲの種を預けました。

西洋蜜蜂 巣箱洗浄 終わり 21年11月13日

【主な作業:見回り、草刈、巣箱洗浄】

本日は見回りから開始。見回りの後は草刈と巣箱の洗浄。


↑洗い終えた巣箱。本日でやっと巣箱の洗浄が終わりました。いつ終わるのかと何度も心折れそうになりましたが、何とか終わりました。この後は捕殺器の撤去作業と洗浄が待っています。

西洋ミツバチ 長靴 21年11月11日

【主な作業:見回り、巣箱作り】

新しい長靴が届き、ウキウキ(死語?)しながら見回りをしました。長靴は毎日必ず履く必須アイテム。これまでの物は屈曲性が弱く短期間で毎回同じ所が裂けてしまうので、1年で4~5足交換していました。靴は履いて購入したいといこだわりがあり、結果同じ物を購入し続けて来ましたが、流石に勿体無い!思い切ってネットで屈曲性が良いと思われる物を購入。


↑新しい長靴。軽い!歩きやすい!しゃがみやすい!今の所大満足です。

西洋蜜蜂 最後の給餌 21年11月10日

【主な作業:見回り、給餌、巣箱作り】

季節は秋から冬に向かってゆっくりと進んでいて、蜜源植物の紅葉が始まっています。


↑紅葉したドワーフユリノキ。来年は開花して欲しいです。

本日の蜜蜂の様子。


↑洗浄待ちの巣箱のプロポリスを回収する蜜蜂。プロポリスは蜜蜂にとってとても大切。回収して再利用します。

先日貯蜜を確認し、軽いと感じた数群に砂糖水を与えました。一応にはなりますが、これで今年の給餌は終了です。







給餌の後は、金網の加工を行いました。

話変わりますが、蜂場に植えた覚えのない植物を見つけました。


↑ピンク色の実が付いています。名前ご存知の方教えて下さい。蜜源だと嬉しいです。

西洋ミツバチ 貯蜜の確認 21年11月8日

【主な作業:見回り、貯蜜の確認】

最高気温20度以上の日々も今日で終わりで、明日からまた1歩季節が冬へと進むようです。

本日の蜜源植物の様子。


↑初チャレンジのナタネの芽が出ました。来春用に今年はレンゲ、赤クローバー、白クローバー、ヘアリーベッチ、ナタネの種を預けました。ハゼリソウは今年はお休みです。

本日は、午前中は貯蜜の確認、午後は金網の加工を行いました。


↑巣箱の重さから貯蜜量を推測。少しでも軽いと感じたら給餌。


↑貯蜜の確認のついでに巣箱を回収。終わりがないように感じた巣箱の回収と洗浄もやっと終わりが見えて来ました。


西洋蜜蜂 巣箱 サイズアップ 21年11月3日

【主な作業:見回り、内検】

気温が上がるまではハーブ畑で一仕事。昨日移植したバラに支柱をして水を与えました。


↑移植したバラの様子。ほったらかしにしていたので瀕死です。新天地で元気になって欲しいです。


↑ダンギクには霜対策として刈った草を株の周り敷きました。

気温が上がってからは見回りを行い、それから巣箱の交換作業を行いました。今日はサイズアップです。7枚箱で7枚箱満群を10枚箱へと引越ししました。


↑10枚箱に変更した後の様子。今日で巣箱の交換作業は終了しました。後は巣箱を洗って片付けるだけです。

西洋蜜蜂 巣箱 サイズダウン 21年11月2日

【主な作業:見回り、内検】

朝晩の気温はかなり低くなって来ました。今日の主な作業は巣箱のサイズ調整です。10枚箱を7枚箱にサイズダウンです。

気温が上がるまでに巣箱の準備を行い作業開始。7枚箱2階建てで1階に蜜蜂が殆どいない場合は1階建てにして、6枚群以下の枚数なのに10枚箱で飼育している群を7枚箱に変更しました。


↑産卵圏の様子。かなり狭くなっています。既に産卵が停止している群もいます。


↑7枚箱に交換した後の様子。巣箱は綺麗になり保温性もアップ。無事に春を迎えて欲しいです。


1つ目の蜂場を終えた頃、他の蜂場の見回り中の妻から電話。襲われています。急いで妻と合流。襲いに来たスズメバチは全て粘着シートに付けてくれていました。


20~30匹の被害が出ました。日中の気温は高いのでまだまだ油断大敵です。

西洋ミツバチ 巣箱の部品 21年11月1日

【主な作業:巣箱部品搬入、見回り】

11月になりました。今年も後2ヶ月。やり残し、思い残しがないように今月も全力で駆け抜けます。今日は巣箱の部品を搬入して頂きました。


↑搬入した巣箱の部品。巣箱は11月~12月、1月~2月の2回に分けて作ります。巣箱の部品が届くといつもいよいよ冬だと感じます。


11月の飼育のポイント

キーワード越冬の準備
11月になると気温が下がり始め、女王蜂の産卵が鈍くなり群は徐々に縮小して行きます。11月になったら越冬の準備を行います。11月の飼育で重要になる3つのポイントを紹介します

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