2023年 6月の山田くんの養蜂日記


Bee Life,Be Happy!! 

蜜蜂は日常をとても豊かにしてくれます。
天気・気温・四季の移ろい・花の開花が気になるなど、沢山の変化を感じさせてくれるからです。

蜜蜂を通じ、自分は自然の一部で、自然と繋がっていることを痛感し、独りじゃないんだと励まされます。
あなたにもより心豊かな生活を送って欲しい。日々そんな思いを抱きながら蜜蜂を育て続けています。

こだわりいっぱい、夢いっぱい。蜜蜂育成の様子を紹介します。

山田くんの種蜂はこちら

西洋ミツバチ 採蜜 終了 ありがとう!!23年6月16日

【主な作業:採蜜】

見て下さい。この誇らしい姿。メディカルティーツリー、ケンポナシが満開です。両方ともに訪花を確認。ケンポナシの方が圧倒的に多いです。

↑雲の様にふわふわした花。丁度真上に雲が流れていました。







今日は最後の採蜜。昼から強風なんて嘘。天気予報に正確性を求めてはいけないのかもしれませんが、朝から強風(涙)。アカメガシワが開花し始めたので採蜜を終えたい。これ以上遅くなると絞れない。ということで強風の中採蜜を決行。ミツバチには余計な負担をかけてしまい申し訳ない(t_T)

採蜜は始めるよりも終えるのが難しい。始める場合は、貯まるまで待てばいいのでタイミングは難しくないです。一方、終える場合は、最後の花の状況を見て判断しているのですが、最後の花が何かを把握するのがまず難しいです。そしても最も難しいのは欲との戦い。

蜂蜜を絞らないと収入にならない。でも絞り過ぎれば餌が枯渇し給餌が必要になる。与える餌の栄養価は蜂蜜よりも低いので蜂にとっていいことは有りません。

自分の生活とミツバチの生活を天秤にかけて最後にどちらが上回るのか?売り上げか、ミツバチへの愛情か。非常に難しいですね。

私は、アカメガシワの開花を合図に最後の採蜜を行いますが、採蜜は半分に抑えます。蜜枠が10枚ある場合は、5枚だけ絞るといった具合です。私は種蜂屋さんです。健康なミツバチを育てることが最大の目標。

今年も沢山蜂蜜を絞ることが出来ました。ミツバチに感謝です。本当にありがとう。

西洋蜜蜂 出荷 23年6月13日

【主な作業:出荷、内検】

本日で出荷の大きな山を越えました。ミツバチは例年通り育ってくれています。



春の販売の後は秋の販売となります。

西洋ミツバチ 出荷&採蜜 23年6月10日

【主な作業:出荷、採蜜】

今日は採蜜と出荷というハードスケジュール。朝一で蜜枠を回収。直に出荷の準備。群の状況を確認して、巣箱を交換、釘打ち。出荷の準備を終えた後は採蜜。

昼過ぎに採蜜が終わりましたが、明日から雨なので一息つく暇も無く作業再開。女王蜂の交尾確認を行いました。本日は全ての群が交尾飛行から無事戻ってくれていました。よかった。

明日予定していた採蜜イベントは18日に延期になりました。参加を希望されていた方申し訳ありません。来週こそは晴れますように。

西洋蜜蜂 アニスヒソップ開花。 23年6月9日

【主な作業:草刈】

朝からご機嫌斜めのミツバチ。ということで今日も草刈。草刈の後、少し時間が出来たのでハーブ畑の様子を見てました。


↑アニスヒソップが開花。7種類植えていますが、4種類が開花しました。ここは越冬率100%。今年こそは挿し芽で増やしたいです。




↑キャットミントは満開。大型のヌーダも無事開花。60cm程の大きさでとても美しい。



西洋蜜蜂 再 竹の伐採 23年6月8日

【主な作業:内検】

竹。春に切ってもらった竹が再生を開始し、手に負えなくなったので裏山ウッドさんに再度伐採を依頼しました。


↑裏山ウッドさんはとにかく仕事が丁寧。今回はとにかく竹を伐採して欲しかったので切り倒しでお願いしました。メンテナンスを考えると伐採した竹は集めて方がいいそうです。無理を言ってすいません。

裏山ウッドさんは庭の草刈から山のメンテナンスまで幅広く行ってくれます。山の手入れなどで困ったら是非相談してみて下さい。

 

西洋ミツバチ 出張メンテナンス 23年6月6日

【主な作業:内検、出張メンテナンス】

午前中は内検。昼からは出張メンテナンス。巣箱がミツバチでいっぱい。どうしたらいいの?と依頼頂きました。ありがとうございます。

状況を確認。2階建てにできる状態で6月上旬。ギリギリ採蜜できそうなので隔王板を使って2階建てにしました。

メンテナンスでは、考え方やポイント、その後の管理のコツなども伝えて、同じことで悩まない、私が居なくても大丈夫になるように心がけています。

昔本で読んだ話。

川の近くの村に貧しい少年が2人居ました。その村を訪れた漁師に1人の少年は魚の捕まえ方を教えて欲しいと頼み、もう1人は今日食べる魚が欲しいと言いました。

漁師は1人の少年には魚の捕まえ方を教え、もう1人には魚を分け与えて村を去りました。

数年後漁師が再び村を訪れると、魚の捕まえ方を教えた少年は漁師になり自分の会社を持ち裕福な暮らしを送り、もう1人の少年は相変わらず貧しいままでした。

メンテナンスにお伺いする時は、いつもこの話を思い出します。私が居なくても大丈夫になってもらうこと。それが私の本当の志事。

西洋ミツバチ 新王群 出荷開始 23年6月5日

【主な作業:出荷、内検】

雨の影響で少し遅れましたが、本日から新王群の出荷開始。





早くお届けできるように頑張っていますので、楽しみにお待ちくださいませ。

西洋ミツバチ サブスク養蜂 採蜜 23年6月4日

【主な作業:内検、サブスクサポート】

本日はサブスク養蜂のサポートをしながら内検。

午前中はマリーちゃんの採蜜。小学生のお子さんも一緒に採蜜。枠はハーブサイズなのでお子さんでも取り扱いしやすいです。


↑蜜蓋を切り取って、


↑遠心分離器にかけます。

4L程の蜂蜜が収穫できとても喜んで帰られました。

昼からは別のサブスク養蜂の方の採蜜。これで5組全てが採蜜できました。養蜂を体験して頂くからには採蜜は欠かせない。でも初めてで分蜂させないでというのはとても難しく、どうなるのかとても心配していました。

5組全てが体験できたので一安心です。

サブスク養蜂 採蜜 23年6月3日

【主な作業:サブスク養蜂サポート】

本日はサブスク養蜂に参加されている2組が採蜜されました。

午前中の方は産卵圏圧迫解放の為の採蜜。半丈の枠の貯蜜量はもう少し。巣箱の中には3枚の蜜枠。産卵圏が圧迫されていたので採蜜して頂きました。



午後からは継箱の中の採蜜。10枚全てに蜜蓋がされていました。1枚から0.5L程の蜂蜜が絞れました。


西洋ミツバチ 草刈 23年6月1日

【主な作業:草刈】

気が付けば6月。もう6月?、え?6月。というくらい時間の経過が早いです。


↑メディカルティーツリーの花芽が膨らみ始めました。今年は花芽が過去最多。開花が待ち遠しい。


↑猫の乳が開花。花はとっても小さいです。今年は訪花は確認できていません。猫の乳は開花までが早く即戦力になってくれる貴重な蜜源。

本日は曇りでミツバチのご機嫌は斜め。内検を進めたいけれど、ミツバチに負担を与えるのは嫌。ということで内検を諦め草刈しました。


↑サブスクを行っている蜂場の草刈を行いました。明日から採蜜予定なので蜂場を綺麗に出来てよかったです。

山田くんの西洋蜜蜂6月の飼育のポイント

キーワード『チョーク病、健康』
6月は梅雨の季節。チョーク病がもっとも発生しやすい季節です。また6月以降は気温が上がり、また蜜源植物が少なくなるため調子を崩しやすいです。そのため6月中に群を健康状態に整えることが重要です。チョーク病と健康に関して説明します。

第14章 新王群の育て方・・・ 詳細はこちら
第15章 採蜜の注意点・・・詳細はこちら
第16章 チョーク病・・・詳細はこちら
21年6月追加 越夏に備えて・・・ 詳細はこちら