山田くんの種蜂

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山田くんの巣箱

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山田くんの2016年4月の養蜂日記

西洋蜜蜂 ロイヤルビー 2017年4月28日

作業内容:内検、出荷


↑タイムが開花し、蜜蜂が訪れていました。

いつも通り出荷の準備から開始です。出荷は日曜日で終わりです。立ち上がりが悪かった物の何とか4月中に出荷を終えることができそうです。

出荷の準備の後は、移虫の受付率の確認です。移虫が苦手なので今年からは1回の移虫は20個までにし、また回数を減らすようにしています。

18個移虫して16個王台ができていたので、王台に十分なローヤルゼリーが貯められるようにロイヤルビーを与えました。


↑ロイヤルビーの様子。次回は花粉と米ぬかを与えます。栄養のバランスが重要だと考えています。
移虫の受付率の確認の後は割り出しです。今日は11箱割り出しました。


↑割り出し作業の様子。今年からはなるべく自然王台で割り出すようにしています。ある特定の系統だけを増やせる移虫は素晴らしい技術ですが、不自然なので好きになれません。


↑割り出した巣箱の様子。巣箱には血統、日付を書きます。

割り出しの後は通常の内検です。内検の間隔は7~10日ですが、日付を間違え10日以上空いてしまい1箱分蜂されていました(T_T)

4月中旬から5月初旬の分蜂熱は解消が難しく、いつもこの時期にもっとも多くの分蜂ロスを起こしてしまいます。これ以上分蜂ロスしないように記録を正しく残します。

西洋蜜蜂 マインドのリセット 2017年4月27日

作業内容:内検、出荷

フジが開始しました。フジは花が固く?クマ蜂が穴を開けた後に蜜蜂はお溢れる預かるようです。



朝一番の志事はマインドのリセットです。思い(想い)が溢れて形(行動、結果)になる。という言葉があります。養蜂を行う上でもっとも大切にしているのがマインドです。

先日分蜂が起きました。無事回収できたので一安心です。

いつも勢いがある群の内検を優先してしまい、勢いが弱い群のメンテナンスが滞り分蜂というパターンが非常に多いです。定期的に内検していれば分蜂されることは無いので、問題はマインドです。

忙しくなるとつい手を抜きたくなり、勢いの弱い群が後回しになってしまいす。蜜蜂に優劣は無いと思っているのですが、行動にその思いが反映されていません。忙しい→心を亡くすと書きますがその通りです。

これ以上分蜂が起きないようマインドのリセット。

焦らず、騒がず、急がず、揺るがす、落ち込まず、伺わず、高ぶらず、滾らず、心穏やかに1箱1箱丁寧に内検をする!!マインドのリセット完了です。

マインドのリセットの後は、巣箱の洗浄→出荷の準備作業→内検→出荷の順に作業を行いました。高圧洗浄機、非常によいです。


↑高圧洗浄機で洗った巣箱の様子。今まで落なかった汚れが落ちました。これなら全ての巣箱をあっという間に洗えます。

巣箱の衛生度=蜜蜂の健康です。巣箱は綺麗にしましょう。

西洋蜜蜂 トウワタ 2017年4月26日

久しぶりの雨のおかげで今日は休みです!!

朝、頼んでいた高圧洗浄機とトウワタの苗が届きました。

今年から病気の予防のため巣箱の洗浄を徹底するため高圧洗浄機を購入しました。トウワタは有力な蜜源だそうです。


↑届いたトウワタの苗。まだ芽吹いていません。根の状態は確認してあるので問題ないとショップから連絡がありました。正直芽が出るのか不安です。育てている側は経験から大丈夫と思っているのでしょうか、私は育てるの初めてなので不安でしかありません。

トウワタを見ながら、蜜蜂の出荷の事を考えていました。

お客さんからの要望で多いのが、早く出荷して欲しいです。お客さんの気持ちはよく分かりまし、会社としては早く出荷した方が儲かります。生育にかかるコストが少なく済むからです。しかし、早く出荷すると弊害が起きる可能性が高くなります。一番怖いのが届いた後の生育が悪い、伸びないことです。

早く欲しいというリクエスト答え早く蜜蜂を届けたけれど、届いた種蜂が全く伸びなかったら、お客さんはどう思うでしょうか。

どうなっているのか!!必ずそう思われます。

私は『お客様を笑顔にできる種蜂』を心がけています。そのためこの子なら間違いないと思えるまで(増勢に入るまで)は出荷できないのでお届けには時間を頂いています。

トウワタは芽が出てから送って欲しかった。私なら芽が出てからしか送らない。無事芽が出ることを願います。

西洋蜜蜂 命のリレー 2017年4月28日

作業内容:出荷、内検

内検を行う前に、巣門の様子を確認して歩いている時に巣門の前で死んでいる女王蜂を見つけました。


↑体色などから判断して死んで間もないです。

蜜蜂は女王蜂の命が長くないと察知すると、群を維持するための準備を始めます。雄蜂の育成を始め、その後自然王台を作ります。

今回死んだ女王蜂は昨年生まれた女王蜂で、5枚群で出荷をしようと育成していたのですが、通常の5枚群よりも多くの雄蜂を育成し、王台も作るので女王蜂は長くないかもしれないと思っていました。

巣箱内部の様子を確認すると未交尾の女王蜂が歩いていました。次の女王蜂が生まれる直前まで、最後の最後まで頑張って命尽きたかと思うと、胸が熱くなります。

女王蜂が交尾飛行に成功する事を祈ります。

西洋蜜蜂 ゾーンへの突入 2017年4月24日

作業内容:内検、出荷

今日は出張メンテナンスからスタートです。割り出して欲しいとのご依頼で、割り出しを行いました。


↑王台が作られていました。蓋はされていません。割り出しを行う最適のタイミングでした。

メンテナンスの後は、出荷準備作業→内検→出荷です。

内検時には、ダニの寄生率を確認する作業も行いました。


↑先月ダニの寄生率がギリギリ安全値だった群。その後の寄生率を確認。前回より下がっていたので一安心です。

その他に割り出しも行いました。

今日は年に1度あるか無いかのゾーンに入れた1日でした。

ゾーンとは極限の集中状態です。ゾーンに入った時は、自分以外がゆっくり見えたり、視覚や聴覚が非常に鋭くなったりします。意識的にゾーンに入ることができるのが一流のスポーツ選手だと言われています。

このゾーンに入ったような状態は年に1~2回だけあります。蜂との呼吸もぴったりで、刺されるという言葉も概念も忘れてしまいます。いつもゾーンで内検ができたらいいなあ、そう思った1日でした。

西洋蜜蜂 ウコン桜 開花 2017年4月23日

作業内容:内検、出荷

蜂場のウコン桜が開花しました。例年はソメイヨシノが散って2週間程で開始しますが、今年はソメイヨシノの開花が遅かったので散ると直ぐに咲きました。


↑ウコン桜の様子。


↑蜜蜂が訪花していました。

西洋蜜蜂 ウワミズ桜

作業内容:内検、出荷



↑ウワミズ桜が開花しました。


↑かなり大きくなります。

ソメイヨシノが散ってしばらくして咲くのがウワミズ桜。春の貴重な蜜源です。

蜂場に5年程前に植えましたが、今年も開花してくれませんでした。いつになったら咲くのでしょうか?気長に待ちます。

西洋蜜蜂 フソ病検査2 2017年4月21日

作業内容:内検、出荷、フソ病検

全ての群の出荷を終える前に、フソ病検査済み証明書の期限が過ぎてしまうので追加で検査を行いました。


↑検査の様子。

全ての群以上無しです。出荷が終わるまで後少し頑張ります。

西洋蜜蜂 ハチミツ草 2017年4月20日

作業内容:内検、出荷

腰は悪化せずに無事朝起きることができました。無理をしないで1日頑張ります。ハチミツ草の芽が出ました。


↑ハチミツ草の芽の様子。一時はダメかと思いましたが無事でした。

今日は出荷と親群の内検です。親群の成熟具合を見て、いつから割り出しを行えそうか確認しました。


↑親群の産卵圏の巣碑枠の様子。美しい!!

王台が作られ始めていたので、来週から割り出しを行います。


↑7枚箱が一杯になったので10枚箱へと変更です。採蜜群の場合は7枚箱のまま2階建てにしますが、割り出し群なので10枚箱にして成熟するのを待ちます。

明日も同じ作業です。

ぎっくり腰 2017年4月18日

作業内容:出荷、内検

昨日の雨でやっと桜が散り始めました。今日は強風なので残った花も散るでしょう。


↑散り始めた桜の様子。これらくらいの時がもっとも流蜜するとか。


↑強風にも負けず開花したポピー。蜜蜂が大好きな花の1つです。

先日地域のお祭りがありました。


↑祭りのための飾り付け。

この時期は忙しく、土日は関係ありません。最後に休んだ日はいつか分かりません。来年はお祭りを子供と一緒に見たいな。余裕を持って仕事をしたいなと思っていた矢先、出荷の作業中に軽いぎっくり腰になりました。

慌てて接骨院に行くと、体が疲労で限界ですと言われました。気がつかない内に無理をしていたようです。

コルセットを付け、出荷の作業を何とか終えることができました。いい仕事をするために、定期的に休むことが重要だと痛感しました。

悪化すると明日の朝起きられないかもしれないとの事。無事に起きられますように。皆さんもお体を大事にしましょう。

西洋蜜蜂 ハナズオウ 開花目前 2017年4月17日

作業内容:出荷、内検


↑ハナズオウの開花が始まりました。

昼から雨の予報なので午前中に出荷の準備を行いました。

出荷の準備を終えた後は、断熱材の撤去と内検です。

蜜蜂に負担を与えないように、自然巣が作られる直前で巣碑枠を足すことがこの時期の重要な仕事です。


↑自然を作り始める直前の巣箱内部の様子。働き蜂は足を絡め鎖を作り、それから自然巣を作ります。そのため鎖場になっていたら巣碑枠を追加します。

内検を終えるとほぼ同時に雨が降って来ました。本当は雨の場合は出荷しないのですが、今年は出荷が遅れているので、カッパを来て作業を行いました。

雨の中の作業は非常に大変でした。来週中には出荷を終えられそうです。

西洋蜜蜂 ご隠居からの復活 2017年4月16日

作業内容:出荷、内検

照手桃と枝垂れの源平桃を購入しました。早速蜜蜂が訪れていました。


↑枝垂れの源平桃の様子。



↑照手桃の様子。

まずは、出荷の準備から


↑今日出荷した女王蜂の様子。体が大きいです。


↑普段アップで見る機会が少ないのでアップで撮影しました。美しいです。



↑産卵圏の巣碑枠の様子。額面蜂児です。出荷時の種蜂は増勢初期なので働き蜂の密度が低いことがありますが、このように蜂児がびっしりなので直ぐに増えますのでご安心を。

出荷の準備を終えた後は、断熱材の撤去、巣門開放、内検を行いました。



↑巣門を開放する前の様子。出は入りしにくそうです。



↑開放した巣門の様子。これでスムーズに出は入りできます。また換気もしやすくなります。

無事越冬できた種蜂全てが出荷出来る訳ではありません。女王蜂の体が小さい、産卵が上手くいかない、働き蜂の数が少なく伸びないなど、色々なことがあります。


↑出荷に間に合わない巣箱内部の様子。働き蜂の数が少ないです。産卵状況は良いので時間をかけて育成します。出荷できない群はご隠居群と呼んでいます。

ご隠居群は年が変わると状況が良くなることがあります。



↑昨年産卵の調子が上がらなかったご隠居群の今の産卵圏の巣碑枠の様子。非常に調子がよく、今年は親として活躍してもらいます。

今年がダメでも来年はいいかもしれない。来年ダメでも生きていてくれればいいい。ご隠居しながら天命をまっとうして欲しい。どの命も同じです。本当はいい群も悪い群もないと思っています。



↑断熱材を取り除いた蜂場の様子。

内検を終えた後は出荷です。今日も1日無事に終われると思っていた出荷の作業中、近所の方がみえ、糞害をどうにかして欲しいと言われました。

また新天地を探す必要が出てきました。養蜂は後継者不足になっていると言われていますが、養蜂をできる場所がないという要因もあると感じています。役場に相談しても自力で探せと言われるだけで困った問題です。

岐阜県関市、また近郊で空いている畑田んぼをお持ちの方お力を貸して下さい。

西洋蜜蜂 種蜂転倒トラブル 2017年4月14日

作業内容:出荷、内検


種蜂の輸送に関してトラブルが発生しました。


昨日は巣箱が横向きで配達され、今日は横転してお客様に到着。信じられないことが立て続けに起きたので怒りで体が震えました。


たまたま女王蜂は無事だったのでよかったですが、このままでは安心して出荷できません。そこで、いつもお世話になっているクロネコヤマトの美濃営業所に相談。


ステッカーを増やし、巣箱両サイドにダンボールを挟み様子を見ることになりました。色々なアイデアを出し、対策を施してくれたので営業所にとても感謝しています。



↑改善後の出荷時の種蜂の様子。



↑ステッカーを大きくしました。トラブルなく、無事届くようになって欲しいですし、ならないと困ります。

種蜂到着時に巣箱が割れている、上下逆、横向きなどの場合はその場でドライバーから私に連絡をしてもらうようにお願いします。

輸送時の転倒対策を行った後は、出荷作業と内検です。


↑例年よりも早く開花した菊桃。4月15日過ぎにならないと開花しないのに既に満開です。



↑庭梅のアップ。蜜蜂が沢山訪れていました。

桜が開花し、花粉や蜜が巣箱に運ばれ勢いが増して来ました。巣箱を開けると蜂蜜の甘い香りがします。



↑自然巣(雄房)が作られています。分蜂はまず誕生と成熟に時間がかかる雄の育成から開始されます。



↑花粉枠の様子。勢いのよい群は花粉枠が2~3枚あります。出荷時には花粉の貯量も確認しています。花粉で産卵圏が圧迫気味くらいでこの時期は丁度よいです。

気温が上がって来たので断熱材を外しました。結露は無くなるので巣箱の底の掃除を行います。



↑巣箱の底の様子。非常に汚いです。このままでは病気になります。山田くんの巣箱は底板を外して掃除、従来型の巣箱は綺麗な巣箱と交換しました。

作業が終わった後は出荷です。どうか明日の朝は電話が鳴りませんように。

西洋蜜蜂 プラスチック雄蜂巣礎枠 2017年4月12日

作業内容:出荷、内検


昨日の雨で散ると思っていた桜、今日の強風にも負けず満開を維持しています。



↑蜂場の近くの満開の桜。蜜蜂が沢山訪れていました。


↑開花した庭梅。

今日の一日の流れです。

8~10時半:出荷の準備作業。巣箱交換、女王蜂の確認。巣碑枠の固定作業


10時半~14時:親蜂の内検。貯蜜量の確認、産卵状況の確認、ダニの検査など。


↑ほとんどの親蜂は2階建てになっています。最近になり勢いがやっと出て来ました。


↑1階を認識し、1階で産卵を開始しました。

親蜂にはプラスチックの雄蜂巣礎枠を入れてありますが、蜜蜂が嫌がり上手く認識されないことがあります。※緑色がプラスチックの雄蜂巣礎枠。


↑歪に盛られた巣。プラスチックの巣礎枠は繰り返し使えるので経済的ですが、歪に巣が盛られる欠点があります。


14時~15時:出荷用の群の状況確認。


15~16時:休憩


16~19時:出荷作業。巣箱の巣門を占める。輸送ネットに入れる。運送会社に運び込む。出荷完了の案内メール送信。

以上で1日が終了です。明日も出荷です。元気な蜜蜂をお届けしますので楽しみにお待ち下さい。

西洋蜜蜂 出荷開始 2017年4月10日

作業内容:出荷作業、内検


桜がやっと満開になりましたが、明日の雨で散ってしまいそうです。



↑満開の桜の様子。


大変お待たせしてしまいましたが、今日からやっと種蜂の出荷開始です。



↑出荷当日に女王蜂の確認をしながら巣箱を交換します。


↑輸送用ネットに入れた種蜂の様子。

出荷のペースを上げて、可能な限り早くお届けしたいのですが、明日は雨です。気ばかり焦ってしまいます。

西洋蜜蜂 出荷前の内検 2017年4月10日

作業内容:内検

明日からの出荷に向けて今日も内検です。


↑蜂場の近くの満開のボケ。この時期は桜だけが注目されがちですが、蜜蜂の健康を考えると多様な種類の蜜源は欠かせません。

巣箱を開け伸び具合と産卵状況を確認。


↑自然巣を作り始めた巣箱内部の様子。自然巣ができたら、産卵状況を確認し巣礎枠を追加し、出荷となります。


↑産卵が良好な群の巣碑枠の様子。産卵圏は温度の影響で巣門側に偏ることがあります。

フソ病検査済み証明書の有効期限が切れる23日までは出荷を終えたいのですうが、少し厳しそうです。明日から出荷を開始します。

西洋蜜蜂 イタリアン系内検 2017年4月5日

作業内容:内検

桜がやっと開花しましたが、明日から雨のようです。蜂場では椿が開花し、蜜蜂が花粉を集めに来ていました。


↑私の手程の大きな椿。


↑花粉を集める蜜蜂の様子。

今日はイタリアン系の内検です。イタリアン系もやっと調子が上がって来ました。


↑調子が出てきたイタリアン系の巣箱内部の様子。


↑蜂の密度は少し低いですが、産卵は順調です。


↑蓋蜂児の様子のアップ。ここが羽化すれば働き蜂の数は一気に増え、さらに勢いがでます。

やっと調子が上がり出荷の目処が立って来ましたが、ここに来て無王になったり、産卵しないなど異常をきたす群もあります。また明日からは雨のようなので、健康で元気な蜜蜂をお手元に届けるまでは油断できません。

それにしても今年は産卵異常と無王になる群が多いです。ダニの被害が例年よりも少なく済んだのですが、蜜蜂の育成は本当に難しいです。

明日は曇りのち雨の予報なのでどこまで作業できるは分かりませんが、週末の出荷に向けて明日も頑張ります。

西洋蜜蜂 出荷まで明日少し 2017年4月4日

作業内容:内検


今日も気温が高い1日でした。



↑今年は例年よりもコブシ、花桃の色が濃いです。



↑コブシに訪れる蜜蜂の様子。



↑コブシに訪れる蜜蜂の様子。アップ。コブシの花は鳥に食べられてしまう場合がありますが、今年は食べられずに残っています。


今日は出荷用のカーニオラン系の内検をしました。気温が上がりやっと動きが良くなって来ました。



↑産卵圏の巣碑枠の様子。少し働き蜂の数が薄いですが、ほぼ額面蜂児となっています。後少しで増勢が始まります。今週末からやっと出荷が開始できそうです。


早く蜜蜂を届けて欲しいとよくご連絡を頂きますが、健康で多産、温和な蜜蜂をお届けすることが私の目的で、健康かどうか、多産かどうかを見極めるのには時間が必要です。

お届けまでお時間頂きますが、建勢が終わり増勢に入った段階でのお届けですので、お手元に届いた後の伸びは早いです。お届けを今しばらく楽しみにお待ちくださいませ。

西洋蜜蜂 親蜂 二階建て 2017年4月2日

業内容:二階建て


気温が高く作業しやすい1日でした。色々な蜜源植物が開花し始めました。



↑開花した河津桜。



↑やっと咲いたサンシュ。



↑親戚から頂いたさくらんぼが満開になりました。



↑子供の記念樹、寒白に蜂が訪れていました。



↑ボリジの芽がやっとでました。アニスヒソップの芽はまだ出ません(T_T)



↑花粉を巣箱に運び込む蜜蜂の様子。花粉が運びこまれるようになると産卵は活発になります。



↑花粉をつけた蜜蜂のアップ。


今日は親蜂を2階建てにする作業を行いました。昨年までは単箱が満タンになってから行っていましたが、分蜂熱が生じやすいので今年から蜂が動き始めた時点で2階建てにするように変更しました。



↑7枚群以上が2階建て作業の対象です。


2階建ての仕方は色々ですが、この時期は1階を足して2階建てにします。



↑2階建てにする時に、粉砂糖法でダニの寄生率を確認します。



↑2階建ての作業の様子。山田くんの巣箱は底板が外れ継箱にもなるので作業は5分程で終わります。



↑2階建てにした巣箱の様子。滑走路があるのが元の1階部分です。


蜂は下に垂れる性質があるので2階建てにする場合は、継箱を上に積むのではなく、下へと足します。

去年までと違うことを行うのは不安が伴います。新しい試みの結果蜜蜂に負担をかけてしまう恐れがあるので、行動に起こす前には蜜蜂のためになるのか、我欲を優先していないか、蜜蜂の生態系に基づいているかなどをとことん考えます。

新しい事を行うとコンフォートゾーンを出てしまうので不安に襲われますが、新しい技術を習得し、よりよい蜜蜂を育てるためには、コンフォートゾーンに留まることはできません。

明日は代用花粉を与える作業を行います。

西洋蜜蜂 現状把握作業 終了 2017年4月1日

作業内容:代用花粉投入、現状把握作業

今日も曇りで気温が上がりません。ギリギリ巣箱を開けられる温度だったので代用花粉を与える作業と各群の巣碑枠の枚数を把握する作業を行いました。



↑満開まで後少しの花桃の様子。

今年は春の立ち上がりが鈍く、春減りで巣碑枠の枚数が大きく減ってしまった群があったので、巣碑枠の枚数を把握し直す必要が出てしまいました。今日でやっと全群の状況を掴めました。

越冬率は例年通り95%を維持できました。今年気になったのは、無王になる群が多かったことです。ダニで全滅したのは2~3箱で残りは無王になったり、産卵異常を起こしてしまいました。

ネオニコチノイドが雄の精子に影響を及ぼすと昨年の新聞に掲載されていましたが、無王や産卵異常とも関係があるかもしれません。年々蜜蜂を育てるのが難しくなっています。

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