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2015年の8月の養蜂日記

西洋蜜蜂 オオスズメバチ 襲撃開始 2015年8月24日

本日の作業内容:動画撮影、給餌、見回り、ネット、捕殺器の取り付け作業。

今年はオオスズメバチの襲撃が早く始まりました。

雨だから大丈夫だと見回りを行わなかった8月21日に2箱が襲撃されたようで、翌日見回りに行き、各巣箱の巣門の前に数百匹の働き蜂がで死んでいることに気がつきました。

オオスズメバチは大きな顎で蜜蜂を真っ二つにしてどんどん殺して行きますが、
襲撃の目的は巣箱の中の蜂児や蜂蜜を巣に持ち帰ることなので働き蜂はただ殺されるだけです。殺すななら食べろと襲撃されるたびに腹が立ちます。

慌てて内検を行い、1箱は女王蜂は無事でしたが、もう1箱は働き蜂がバタバタしていて
女王蜂を確認することはできませんでした。

雨が降っている日に襲撃されたことがなったのでびっくりです。雨でも油断できないと分かったので22日からは天候に関係なく1日に4回見回りを行うようにしています。

そして今日。

朝一番、朝食の前に見回りを行うと1箱が6匹のオオスズメバチに襲撃されているではありませんか!!

ネットに邪魔されて思うように襲撃できないオオスズメバチは時間が立てば立つほどイライラし、人間を襲うようになるので素早く殺す必要があります。

面布なし、半袖半ズボン、突っ掛けの状態での対応だったので怖かったです。

巣箱を襲っているオオスズメバチを1匹を残しタモで捕まえ殺し、残した1匹は足で踏んで弱らせて粘着シートに囮としてつけました。


↑オオスズメバチの襲撃を受けた巣箱の巣門と粘着シートにかかったオオスズメバチの様子。設置してすぐに3匹のオオスズメバチがかかりました。

今回は早く気がつけたので数匹の犠牲が出ただけて済みました。
台風が近づいています。しばらく雨が続きそうですが雨でも見回りを行います。

西洋蜜蜂 オオスズメバチ対策 続き 2015年8月18日

本日の作業内容:給餌、ネットの取り付け作業


先日注文した蜜源植物が届きました。



↑注文した蜜源植物、ツノアカシア。ニセアカシアよりも葉が細かいです。※苗が幼いからかもしれません。調べても詳しいデータが出てきません。

ツノアカシは珍しい蜜源植物です。


ツノアカシアはニセアカシアよりも香りが強い、開花時期がニセアカシアよりも少し遅い、耐寒性は強い、4~5mほどに成長するなどの特徴があるそうです。


ニセアカシと同様にランナーで増えていくので植える場所を考えないと大変なことになります。


蜂場には2本のニセアカシが植えてありますが、1本が枯れてしまったので1本購入しようとしていた時にツノアカシを発見しました。


開花は4~5年ほどかかりそうですが、とても楽しみです。今年は鉢植えのまま大切に育てます。

本日は見回り、昨日加工したネットを取り付ける作業、給餌を行いました。


雨が続いた後は、オオスズメバチの襲撃が起きやすいので念入りに見回りを行う必要があります。見回りを行いながらネットの取り付け作業を行いました。


↑ネットを取り付けた巣箱の様子
※本来はネットまで10センチ程度の距離が必要です。また、画面に写っている取り付け方法は1日に4回程の見回りができることを前提としています。

今日で全体の半分の数の巣箱にネットを取り付けられました!
明日も同じ作業を行い明後日までには全ての巣箱にネットを取り付けます。

西洋蜜蜂 オオスズメバチ対策 2015年8月17日

本日の作業内容:オオスズメバチ対策用ネットの加工

念願だった雨が降っています。今日はオオスズメバチ対策用のネットの加工作業を行いました。

お盆を過ぎる頃になるとオオスズメバチの餌となる昆虫が減ります。
餌は減りますが、オオスズメバチは来年の女王蜂育成に向けて巣が大きくなるため
多くの餌を必要とします。そこで一度に多くの餌が確保するために蜜蜂を襲うようになります。

オオスズメバチは数時間で蜜蜂を全滅させるため対策は必ず施す必要があります。

対策は色々ありますが、私は蜂場を1日に数回見回りに行けるのでネットでの対策を行っています。ネットは安価で設置も楽ですが、スズメバチを殺す効果はないので毎日数回の見回りを欠かすことができません。


↑オオスズメバチ対策用のネット
この大きなネットを適度な大きさにカットします!

明日は天気が回復するようなのでネットを取り付ける作業を行います。

西洋蜜蜂 交尾飛行確認 2015年8月11日

本日の作業内容:給餌、交尾飛行の確認

雨が降ってくれないので蜜源植物への水やりが欠かせない日々が続いています。
13、14日は雨の予報なのでもう少しの辛抱です。

今日は、新女王蜂が誕生した4箱の内検を行いました。
全ての女王蜂が交尾飛行に成功し産卵を開始していました。


↑交尾飛行に成功した巣箱の様子
蜜の貯蔵量が少ないので給餌を行いました。※白い物が給餌器。
交尾飛行には成功しましたが板数が少ないのでヘルプが必要です。

交尾飛行を確認した後は給餌です。給餌が必要な巣箱は10箱前後になりました。

もうそろそろオオスズメバチの襲撃は始まるころです。
明日からは捕殺器を設置します。

西洋蜜蜂 女王蜂失踪 2015年8月5日

本日の作業内容:給餌、合同、草刈、内検(日本蜜蜂を含む)


先月女王蜂が失踪してしまった巣箱で王台から新しい女王蜂が生まれ、交尾飛行にせいこうしたので喜んでいましたが、新しい女王蜂が失踪していることに昨日気がつきました。


変性王台が20個程あったので何らかの原因で急死してしまったようです。
2回目の失踪なのでこの群は諦め、カーニオランと合同することにしました。



↑合同した巣箱の様子。
外気温が高いこの時期は巣箱の蓋を少し開けて合同する。
巣箱の蓋を閉めると高温で死んでしまう場合がある。


合同作業を行った後は、草刈を行いました。


最近の高温と雨不足で今年植えた蜜源植物が一部枯れてしまいました。
また、草、特にツルが巻き付き枯れそうになっているのが何本もあったので
草刈と一緒にツルを切り落としました。



↑ツルを取り除きスッキリした枝垂れブナ


草が長く伸びすぎ、草に埋もれていた梨とリョウブに気がつかず刈ってしまいました。


刈るのは簡単ですが、育てるのは非常に時間がかかります。
次回からは苗を植えた時に目印をつけることにします。


草刈の後は給餌と日本蜜蜂の内検です。


先月から続けている給餌は、数箱を残し十分な蜜を貯めて貰えました。もうひと頑張りです。


本日最後の作業として日本蜜蜂の内検です。
蜜の貯蔵量を確認するために巣箱を開けると、西洋蜜蜂とは全くことなる警戒音がしました。


全ての蜜蜂が息を合わせ、ブーン、ブーンと警戒音を立てていて、
西洋蜜蜂にはない『野生』を感じました。



↑警戒音を立てる日本蜜蜂


日本蜜蜂と西洋蜜蜂は犬と猫程の違いがあると言われていますが
まさにその通りだと実感しています。

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