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山田くんの養蜂講座第2章 低刺激内検

養蜂講座第2回では、養蜂でもっとも重要な内検に関してお話します。 内検の行い方によっては蜜蜂の性格が変わってしまったり、病気になったりしていしまいます。内検は養蜂の基本であり、奥義でもあります。内検の行い方などを詳しく説明します。

1、低刺激内検とは
内検とは蜜蜂の成長、生存を手伝うための巣のメンテナンス作業で、蜜蜂にできる限り不要なストレスを与えないことを心がけて行う内検を低刺激内検査と呼んでいます。低刺激内検ではミツバチの発育状態や女王蜂の有無、貯蜜状態、ダニの寄生の有無などを調べます。


2、内検の頻度とタイミング
内検の頻度は季節によって変わりますが、春、週に2~3回、夏~秋、週に1回冬、月に1~2回が目安です。

内検は、晴天無風の時に行います。春、秋、冬は外気温が高い日中、夏は外気温が低い朝早くに行います。

雨や風の強い日は興奮して刺す場合があります。また、蜜蜂に不要なストレスを与え調子を崩す原因となります。内検を行う時は天候に気をつけましょう。


3、内検時の服装
内検を行う時は、長袖を履き、厚手のつなぎを着て面布を被ります。アレルギーの心配がある場合は手袋をします。

つなぎは黒以外の色を選んで下さい。蜜蜂は黒色の物を襲う性質があります。匂いの強い整髪材、香水などをつけないで下さい。匂いに刺激され蜜蜂が興奮し刺されやすくなります。

4、内検の流れ
内検の大まかな流れを紹介します。

1、養蜂器具の準備
  巣箱の横に養蜂器具(燻煙器、ハイブツールなど)を用意します。

2、煙を起こす
  巣門をふさがないように巣箱の横に立ち、燻煙器に新聞紙などを入れ火をつけ煙を起
  こします

3、蓋を開ける
  巣箱を軽くトントンとノックして、蜜蜂に内検を行なうことを伝えてから静かに蓋を
  開けます。

4、煙を吹きかける
  蓋を開けたら巣碑枠の上の新聞紙や麻の布などを取り除きながら燻煙器で煙をかけ蜜蜂 
 が大人しくなってから、巣脾枠を巣箱の外に取り出し様子を見て行きます。

5、巣碑枠の様子の確認
 巣碑枠を取り出したら以下の3つのポイントを上から順に確認します。

 ポイント1:女王蜂の有無 巣碑枠に女王蜂がいるのか確認します。

 ポイント2:巣碑枠の様子の確認
       巣箱の両外側の巣脾枠は、ほとんどの場合貯蜜枠です。
       温度の影響を受けにくい内側の巣碑枠は蜂児枠(産卵スペース)です。

        両外側の巣脾枠は、貯蜜量が少なければ砂糖液を給餌が必要です。
       巣箱の内側は蜂児枠は産卵しているようなら問題ありません。
       蜂児枠は房の上に蓋がついた有蓋蜂児枠と蓋のない蜂児枠があり、
       有蓋蜂児枠にはまもなく出房する成蜂になる寸前の蜂児が入っています。
       また、蓋のない蜂児枠には卵から孵化した幼虫が入っています。

 ポイント3:働き蜂の健康状態の確認
       働き蜂の羽が欠けていないか、お腹の毛が抜けていないか確認します。

 以上がポイントの説明です。

巣脾枠を取り出す時は、巣碑枠の両端を親指、人差し指、中指でつまむと作業がしやすくなります。蜜がこぼれるので巣脾枠は横にしないように気をつけてください。

6、蓋を閉める
巣碑枠の様子の確認が済んだら巣脾枠の間隔を元に戻して蓋を閉めます。

以上が大まかな流れの説明です。

5:ミツバチの扱い方

基本的に蜜蜂はめったに刺しませんが不要なストレスや間違った接し方をすると刺す場合があります。刺された場合は、なぜ刺されたのか原因を考えて下さい。

蜜蜂が刺す主な原因としては
・機嫌が悪い
・巣碑枠で蜜蜂を潰した。
・蜜蜂のお尻に触ってしまった。
・巣碑枠の取り扱い方が悪い。
・巣碑枠を巣箱にぶつけ興奮させた。
・巣碑枠への手の回り方や動作が速かったなどです。

原因を考え対応する、これを繰り返すことで蜜蜂の扱いも上手くなり、刺される回数はどんどん減って行きます。また蜜蜂に与えるストレスを最小限に抑えることができるようにもなります。

以上が低刺激内検の説明です。

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