山田くんの新養蜂講座


【第1回 給餌器の洗浄、消毒方法】


本講座の目的:給餌器の洗浄、消毒方法を学ぶ。
→給餌器は使用後に洗浄、消毒を行わないと蜜蜂を不健康や、病気の蔓延の原因となります。
健康な蜜蜂を育てるため給餌器の洗浄、消毒方法を覚えよう!


●この講座で使用する器具
高圧洗浄機、水、ホース、ハイブツール、桶(容量80L)、レンガ、アンテックビルコンS

アンテックビルコンSとは・・・複合次亜塩素酸系消毒剤。畜鶏舎や器具類、踏込み症の消毒にすぐれた効果を発揮する。1kg6,490円~。腐食性あり。肌への刺激があるので、肌が弱い場合は手袋を使用。


給餌器の洗浄、除菌をやってみよう!

給餌器の中のゴミ(割り箸や、自然巣など)をハイブツールを使い取り除く。






たんぱく質が付着していると上手く除菌ができない。給餌器に付いているたんぱく質(汚れ)を高圧洗浄機を使って取り除く。高圧洗浄機のノズルで水圧を調整し給餌器が削れないように気をつける


桶に水80Lとアンテックビルコン160gを入れよく混ぜて、500倍希釈液を作り給餌器を入れ2~5分浸す。給餌器が浮かないように給餌器の上にはレンガを置く。

↑希釈液に給餌器を浸している様子。


アンテックビルコンSの希釈液から給餌器を取り出したら、泡が無くなるまで流水をかける。水をしっかりと切り、上下を反転させ乾燥させたのち倉庫に片付ける。



・除菌の前には、たんぱく質(汚れ)の除去を必ず行う。
・除菌にはアンテックビルコンSの500倍希釈を使い、2~5分浸けたのち水で流す。